last-updated: March 24, 2009 Back to: 首藤のページ 修士まではともかく、 博士後期課程については経験しないとわからないことがたくさんあります。 考えたこと、体験したことを書きます。 どなたか後輩の参考になれば幸せです。 もくじ 進学するかしないか 在学中の収入 審査開始の条件 業績が揃うまで 博士論文の執筆 論文の製本 手続きスケジュール 学位を前提とした就職活動 大学や学科ごとの違い 関連ページ 進学するかしないか 修士課程で修了できないという話はあまり聞きませんし、 今時、進学して学んで研究することで、 その後の仕事の幅も広がることが多いように思います。 なので、経済的な理由がなければ進学した方がいい、と奨めてもいます。 しかし博士後期課程には修士までとは違ったリスクがあります。 中退しようと修了しようと歳をとるので、企業から見ると、 新人なのに扱
(前回から読む) 前回の記事「日本の今の住宅は、80年前の米国に及ばない」では、私が想像していた以上に反響があり、正直驚きました。コメントをお寄せいただいたおかげで、日経ビジネス オンライン読者の関心分野を少しは理解できたかと思いますので、今後もできるだけ、皆さんの疑問に答えるような形で、コラムをお届けしていきたいと思っています。 さて今回は、前回の最後で触れた「住宅ローンの日米の差異」について話を進めてまいります。 日本の新築住宅の多くは、購入した途端に、その価格価値が1割も2割も下がってしまいます。生涯賃金の数割もの巨額の長期ローンを組んで思い切って購入したのに、なぜそんなことになるのか、納得いかない方も多いはずです。これは、日本の住宅ローンや住宅価格の決め方が、世界から見れば特異で変則的な仕組みとなっている点が大きく影響しています。 長期の住宅ローン誕生は世界大恐慌の後 そもそも、「
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