2021年12月にKiCad6 Stableが公開されてUI含め大きな変更がありました。 Spice機能についても見た目が変わったりしているので再度解説を書きます。 シミュレーション回路の準備 KiCad6のngspiceを使うにあたり回路を準備します。 簡単なトランジスタ増幅回路を題材として扱います。 抵抗、コンデンサは通常通りのものを配置します。 信号源はSpiceシンボルを配置します。 Spice信号源シンボルですが、シンボル配置検索ウィンドウでspiceと打つと出てきます。 ここではVSINとVDCを使います。 Q1のトランジスタはBC550がKiCadの標準ライブラリに入っているのでそれを使います。 ※オペアンプやトランジスタのようにspice外部モデルを使うようなシンボルはKiCad-ngspice間でピン配置を合わせないといけないのですが後述しますのでとりあえず変更しなくても
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