あまりにも遅かったか、それともかろうじて間に合ったか。日本で最初の本格的なジャクソン・ポロック展が開催される直前に刊行された新しい批評誌『ART TRACE PRESS』を手にした読者の胸にはどちらの思いが去来するだろうか 対談と論文、三本の翻訳、合わせて五篇から成立するポロックの特集は松浦寿夫と林道郎という適任の編集者を得て、スタンダードかつ最新というなかなかぜいたくな内容となっている。すなわちマイケル・フリードとウィリアム・ルービンによるもはや古典と呼ぶべき二つの論文が収録されるとともに、松浦と林による対談、そして沢山遼とマンクーシ=ウンガロの論文は1998年にニューヨーク近代美術館が組織した大規模な回顧展以降の成果を十分に反映して読みごたえがある。 まず古典的な論文に目を向けよう。マイケル・フリードの「ジャクソン・ポロック」とウィリアム・ルービンの「ジャクソン・ポロックと近代の伝統」
人から教えてもらったものを読みます。 山口尚「神の命令倫理学の利点――ネーゲルとノージックの「人生の意味」論に依拠して」『宗教と倫理』11号(2011)pp.81-95 http://www.jare.jp/activity/pdf/religion_ethics11.pdf これは、論争的ではあるが、おもしろかった。ネーゲルの論文の要約とか、非常にまとまっていて、自分の読みがあまかった点も見えて反省。 要約 自然主義の立場に立つと(神のような超自然的な存在を持ち出さなければ)人生の意味の問題には答えられない。 道徳において神の命令説を取れば人生の意味の問題に答えられる。 少なくともこの点で、神の命令説のような超自然主義は、倫理学におけるアドバンテージを持つ。 個人的には、 神のような超自然的存在を持ち出さなければ人生の意味の問題に答えられない 神は存在しない 人生の意味の問題には答えられ
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