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2018年3月24日のブックマーク (3件)

  • フリス「心をつくる」によってpredictive codingについてのモヤモヤをなくす - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    前回紹介した「心をつくる―脳が生みだす心の世界」は当に今になって読んでよかったと思っている。これを読んでpredictive codingに関して感じていたモヤモヤがなくなってきた。それをいくつか挙げよう。 前々回に紹介した「予測的符号化・内受容感覚・感情」は良い論文だが、どうしても違和感があったところがあった。それはpredictive codingを説明するところでヘルムホルツの無意識的推論について言及しているところだが、これはなんか違うと思っていた。これはこのを読んだらスッキリと解消されて、ヘルムホルツの無意識的推論は前半の二重過程説で扱われていて、後半の予測脳の話では同じヘルムホルツでも不安定な網膜像にも関わらず安定した世界を知覚できるのはなぜか?という疑問の方が取り上げられていた。私もこれが妥当な扱いだと思う。実は私が違和感を感じた理由はヘルムホルツの無意識的推論というとリチ

    フリス「心をつくる」によってpredictive codingについてのモヤモヤをなくす - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
    sakstyle
    sakstyle 2018/03/24
    predective codingと身体化論とは相性が悪いのではないか、また統一理論・普遍理論というには時期尚早ではという指摘
  • クリス・フリス「心をつくる」 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    「心をつくる―脳が生みだす心の世界」 脳イメージ研究の大御所が一〇年以上前に予測脳について書いていた先駆的な心の科学入門の書 近年、心の科学(認知科学)界隈で予測脳(予測的符号化)がよく話題になっているのだが、その関連でこのの原著の存在を知った。その後で翻訳の存在を知って手に入れて読み始めた。翻訳書の発売当時にも書店の新刊棚で見かけた覚えがあるはずなのだが、その頃はよく出てた心の科学入門のひとつ程度にしか思っていなくて、きちんとは目を通してはなかった。その判断は半ばは間違っていなかったのだが、もう半面の興味深さは今になってやっと理解できるようになった。確かにこのの前半は二重過程説に則った心の科学入門であり、そんなは既に山のように出版されている。しかし、後半の予測脳についての分かりやすい解説は今もって他に代替品のない貴重なものとなっている。一〇年以上前に出たなのに、長らくの認知科学マ

    クリス・フリス「心をつくる」 - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
    sakstyle
    sakstyle 2018/03/24
    “後半の予測脳についての分かりやすい解説は今もって他に代替品のない貴重なものとなっている。”
  •  “スタートボタンを押してください” - three million cheers.

    “Press Start To Play” 2015 Daniel H. Wilson, John Joseph Adams ISBN:B079NBKCX3 スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選 (創元SF文庫) 作者: ケン・リュウ,桜坂洋,アンディ・ウィアー,デヴィッド・バー・カートリー,ホリー・ブラック,チャールズ・ユウ,チャーリー・ジェーン・アンダース,ダニエル・H・ウィルソン,ミッキー・ニールソン,ショーナン・マグワイア,ヒュー・ハウイー,コリイ・ドクトロウ,アーネスト・クライン出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2018/03/12メディア: Kindle版この商品を含むブログ (3件) を見る コンピュータ・ゲームに関わる作品を集めた短編集。原書26作品のうち12作品を邦訳。 題材としてポテンシャルを感じさせつつも全体としてはどこか消化不良だったというのが読後

     “スタートボタンを押してください” - three million cheers.
    sakstyle
    sakstyle 2018/03/24