肉の細胞を乗せた宇宙船「ソユーズMS-15」が、国際宇宙ステーションに向けて発射された。 CC Yuzhny/Rocosmos 国際宇宙ステーションに滞在中のロシア人宇宙飛行士によって、3Dプリンターを用いた肉の「印刷」が、初めて行われた。 9月25日、イスラエルのフードテック・スタートアップ、アレフ・ファームズは、ロケットに牛の細胞が入った容器を積み込んだ。 国際宇宙ステーションに到着した牛の細胞は、3Dプリンターにセットされ、薄いステーキ肉へと成形された。 この実験により、地球上の極限環境でも、肉が製造できる可能性が示された。 宇宙食はそれほどおいしくないことで知られているが、最新のテクノロジーにより宇宙飛行士の食事はゆっくりと、だが革命的に変わりつつある。初期の宇宙飛行士は、歯磨きペーストのようなチューブ入りの食品を、絞り出して食べていた。今ではアイスクリームや新鮮な果物を食べ、食事
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