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2023年5月24日のブックマーク (3件)

  • 山口大、ペルム紀末の大量絶滅後も環境が長らく回復しなかった証拠を発見

    山口大学は5月22日、地球生命史上最大となる90%以上の種が絶滅した「ペルム紀末の大量絶滅」(約2億5000万年前)の後、生物の多様性が回復するのに500万~1000万年という異常に長い時間がかかった理由として、同大量絶滅の原因とされる大規模火山活動が、その後の時代の中生代の前期三畳紀の間にも繰り返し発生し、生物・環境の回復を妨げていたという仮説を検証するため、下部-中部三畳系の堆積岩を用いて、高温燃焼起源有機物「コロネン」の記録を復元した結果、高温燃焼による大気・海洋への急激な炭素の注入と海洋動物多様性の減少が同時的に繰り返されたことを明らかにしたと発表した。 同成果は、山口大 創成科学研究科の齊藤諒介助教を中心に、東北大学、中国地質大学、名古屋大学などの研究者を含む国際共同研究チームによるもの。詳細は、地球惑星科学全般を扱う学術誌「Earth and Planetary Science

    山口大、ペルム紀末の大量絶滅後も環境が長らく回復しなかった証拠を発見
    sakstyle
    sakstyle 2023/05/24
    「大規模火山活動が、その後の時代の中生代の前期三畳紀の間にも繰り返し発生し、生物・環境の回復を妨げていたという仮説を検証」
  • 国立天文台、X線連星が噴出する宇宙ジェットの先端に新たな分子雲を発見

    国立天文台(NAOJ)は5月18日、野辺山45m電波望遠鏡と、南米チリ・アタカマ砂漠のASTE望遠鏡(アタカマサブミリ波望遠鏡)を用いた観測により、わし座方向に位置する天の川銀河の中で最も活発なX線連星の1つ「SS433」から噴出する宇宙ジェットの先端に、2つの分子雲を新たに発見したことを発表した。 また、これらの分子雲の特徴的な構造から、宇宙ジェットと相互作用している可能性が高いことが確認されたのと同時に、それらの分子雲はそれぞれ1つの大きな塊ではなく、今回の観測での解像度では観測できない、より小さな分子雲の粒が集まってできている可能性が示唆されたことも併せて発表した。 X線連星SS433(画像中央)とその周辺を取り囲む電波星雲W50のイメージ。黄色の楕円で示される領域では過去に分子雲が発見されている。黄色のコントアで示されているのが研究で発見された新たな分子雲。(c)鹿児島大学(出所

    国立天文台、X線連星が噴出する宇宙ジェットの先端に新たな分子雲を発見
    sakstyle
    sakstyle 2023/05/24
    X線連星(ブラックホールや中性子星と恒星の連星)から噴出される宇宙ジェットが分子雲形成を促すのか妨げるのか両方の仮説があった。ジェットが周囲の粒をかき集めて形成されたと思われる分子雲を発見
  • 天文学:木星の稲妻と地球の稲妻の類似点 | Nature Communications | Nature Portfolio

    木星における稲の開始プロセスのリズムが、地球の雲の内部で発生する稲の場合に類似していることが判明した。このことを報告する論文が、Nature Communicationsに掲載される。今回の知見から、巨大ガス惑星である木星と岩石惑星である地球では、大きさと構造が著しく異なっているにもかかわらず、雷のプロセスの一部が類似している可能性が示唆された。 木星で稲が発生することは知られているが、これまでの測定結果の時間分解能に制約があったため、稲の発生プロセスの詳細についての我々の知識は限られていた。木星の稲と地球の稲を比較すれば、稲に関係するプロセスへの理解が向上する可能性があるが、データが限られていたために難しかった。木星における稲の開始プロセスが、地球における雷と似た段階を経ているのかは分かっていない。 今回、Ivana Kolmašováらは、木星の極軌道上を周回するNAS

    天文学:木星の稲妻と地球の稲妻の類似点 | Nature Communications | Nature Portfolio
    sakstyle
    sakstyle 2023/05/24
    「木星と地球では、大きさと構造が著しく異なっているにもかかわらず、雷のプロセスの一部が類似している可能性が示唆された」「木星の稲妻と地球の稲妻を比較すれば、稲妻に関係するプロセスへの理解が向上」