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ブックマーク / mercbeinp.hatenablog.com (3)

  • 現代認識論のひとつの紹介 - mercbeinpのブログ

    (公開後、2018/3/25に日語文献を中心に何か所か加筆しました。) この記事は、学部後半から修士2年の現在に至るまで分析哲学における認識論を勉強/研究してきた私の視点と関心から、私が読んできた文献を紹介してみることによって、現代の認識論を紹介してみようというものです。私はこの四月で大学および研究から離れるので、これから認識論を勉強しようという方の参考になれば良いなと思っています。 私が読んできたものを軸に紹介しているため、認識論の紹介としての偏りは当然あります。また、感想を述べている箇所が多いです。文献情報が不正確な箇所が多いかもしれません。挙げている文献のうち「(未読)」と書いてあるものは未読ですが、それ以外は少なくとも流し読みくらいはしました。 記事が長くなったので、全体の内容を概観しておきます。1.1.では入門書・教科書についてコメントしています。1.2.では入門から少し進んだ

    現代認識論のひとつの紹介 - mercbeinpのブログ
    sakstyle
    sakstyle 2018/03/25
    “Knowledge-Firstは近年の認識論で大きく盛り上がっている話題の1つ”その他にも認識論哲学の近年のトピックスがいくつか紹介されている。徳認識論はもう下火になりつつあるのか……
  • 藤川直也『名前に何の意味があるのか』 - mercbeinp's diary

    2014-05-28 藤川直也『名前に何の意味があるのか』 読みました。書評というよりはゆるふわな感想という感じで少し文章を書いてみようと思います。間違ってるところがあったらすみません。 Amazon.co.jp: 名前に何の意味があるのか: 固有名の哲学: 藤川 直也: 英語圏の言語哲学における、固有名の問題を扱った。244頁で5000円弱というのはちょっと高い気がするが、文句を言っても仕方ない。簡単に内容を紹介しよう。前半では固有名の指示の理論が扱われている。まず、記述説と、それに対立する歴史・社会的説明(因果説)を紹介し、両者の問題点を指摘する(第一章)。続いて、エヴァンズの主張に沿った形で筆者が擁護する理論が説明される(第二章)。第三章から第四章にかけて、固有名が指示を行うことは固有名の言語的規約であると論じられ、「固有名の意味論的内容は指示対象に尽きる」というミル説が取り上

  • 宝くじのパラドクス - mercbeinpのブログ

    (注:2016/06/03ごろに多少手を加えました。) twitterで以下のようなアンケートをやってみたこともあって、これが引き起こすいわゆる「宝くじのパラドクス[lottery paradox]」という問題について簡単に解説しようと思います。急いで書いたので間違っている箇所があるかもしれません。そのような場合は指摘してくださるとうれしいです。 1万分の1の確率で当たるくじが1枚だけ手元にあるとき、あなたは「この宝くじは外れる」と知っているといえる?(当選番号は既に発表されているが、あなたはまだ確認していないという状況だとしよう) — ラス子 (@mercbeinp) 2015, 11月 7 twitter.com 宝くじのパラドクス[lottery paradox]は、命題の合理的受け入れ[rational acceptance]や知識(あるいは正当化)概念が、確率と複雑な関係を持って

    宝くじのパラドクス - mercbeinpのブログ
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