京都府警五条署地域課の男性の元巡査(19)が在籍当時の4月に交通事故を起こし、母親(50)を身代わりにしたとして、府警が犯人隠避教唆容疑などで書類送検し、本部長訓戒にしたことがわかった。 5月12日付で、元巡査は同日、依願退職。府警は母親も犯人隠避容疑で書類送検した。 府警によると、元巡査は公休だった4月8日夜、京都府亀岡市内の府道で軽乗用車を運転中、対向してきた男性(44)運転のワゴン車と接触。直後に携帯電話で母親を呼び出し、身代わりを頼んだ疑い。男性は首に軽傷。 元巡査は亀岡署員に「母が運転し、私は助手席にいた」と話したが、男性の説明と食い違っていたため、身代わり依頼が発覚。元巡査は警察学校を卒業して配属されたばかりだった。