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ブックマーク / booklog.jp (712)

  • 『日本再興戦略 (NewsPicks Book)』(落合陽一)の感想(399レビュー) - ブクログ

    読んで「へー」というだけではダメな一冊。落合陽一さんだからこんな考えができるんだと他人事に思っていたら日が変わることはできません。共感してできそうなことがあれば行動してみる。子供の学校を選ぶときに書で出てきた考えを少し思い出しながら見てみる。そんなことが読者に必要だし、やってみたいなと思わされます。 書が他のとちょっと違うのは、欧米の真似ではなく、日の過去の文化を振り返りながら日に合った方法を提案しているところです。 書は言葉の説明の部分がかなり長いです。その部分を飛ばすとテンポよく読む(聞く)ことができます。 ●少子化は悪いことではない 「出生数が減った!増やさねば」と言う世論とは少し違う意見です。減ったら減ったなりのやり方があるし、ロボットやAIを生かすことで労働人口の不足には対応できるという主張です。そして、子供は少ないからこそ、リソースがさける、大人のほうが多いからこ

    『日本再興戦略 (NewsPicks Book)』(落合陽一)の感想(399レビュー) - ブクログ
  • 『ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)』(楠木建)の感想(835レビュー) - ブクログ

    楠木建を知ったのはラジオ文化放送の早朝の番組で、週に1回ゲストととして出演していたとき。話が面白く魅力溢れる人。 社会に左右されずに自分の考えに重きを置き、思い描いた人生のストーリーに忠実に生きる 競争戦略の第一の質は他者との違いをつくること。何をやり、何をやらないか、を決める。ひたすら回し続けていると、少しずつ勢いがついていき、やがて考えられないほど回転が速くなる。 なぜを考えることを惜しんではいけません。抽象化は汎用的な知見を手に入れる可能性が高まる。抽象的な論理こそ実用的。 よくないのは、情報を集めて調査して、面白いストーリーのネタが見つかるという発想。情報のインプットが多くなるほど、常識が強化する。ストーリーを書く知識は十分、まずは書いてみること。 まずは自分の頭を使って、自分の言葉で、自分だけのストーリーをつくることが先決。自信を持てるだけのストーリーの原型をつくることが大切。

    『ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)』(楠木建)の感想(835レビュー) - ブクログ
  • 『コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか (ブルーバックス 1956)』(旦部幸博)の感想(103レビュー) - ブクログ

    目の前のコーヒーを美味しくしてくれる一冊!! コーヒーマイスターの資格を取るのに、読んでおいたほうが良い…という事で手にとりました。美味しくコーヒーが飲めるようになるためのハウツーかと思ったら…コーヒーノキの生物学的分類の話が始まってびっくり! …そういえばこの、ブルーバックスじゃん… …と、最初は正直「しまった!」と思いましたが、出会えてよかった一冊です! 私たちが日常的に飲んでるコーヒーが普及するまでの歴史、一杯のコーヒーが出来上がるまでの化学変化、そしてヒトに与える疫学的な影響…今まで、漫然と飲んでいたコーヒーが奇跡の飲み物に思えてきました。 味覚研究の分野では「情報のおいしさ」という考え方があって、ブランドイメージや高級感も、れっきとした「おいしさ」の一要素なのだとか(P125)。 (ラーメン発見伝の芹沢さんの言には科学的根拠があったのか…@@!) だとすると、このに書かれ

    『コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか (ブルーバックス 1956)』(旦部幸博)の感想(103レビュー) - ブクログ
  • 『日本酒の科学 水・米・麹の伝統の技 (ブルーバックス 1935)』(和田美代子)の感想(29レビュー) - ブクログ

    9月25日、県立図書館に行くと「秋の図書館福袋」と書いて、トートバッグが置いてあった。2021年正月明けにも同様の図書館企画があった。中身秘密、バッグはそのままプレゼントしてくれる司書選定の「の提案」である。図書館開設記念日に合わせて100袋用意したらしい。ちょうどこの1週間前に、愛用していた前回のトートバッグの手提げ部分が切れたので、最後に残っていた3冊のうち青いトートバッグを取った。予想外だったのでラッキーだった。 今回は「ブクブク袋(ブックブクロ)」と題し、オノマトペでテーマを決めている。私のは「とくとく」だった。入っていたのは、書と「絵ときゾウの時間ネズミの時間」「野の花さんぽ図鑑木の実と紅葉」だった。何が「とくとく」なのだろう。 得々?それでも書の場合は、「とくとくと酒を注ぐ」とピンときたけど、あと2冊はわからないまま。 ご承知のように、私がホントに読みたかったのは「ワイ

    『日本酒の科学 水・米・麹の伝統の技 (ブルーバックス 1935)』(和田美代子)の感想(29レビュー) - ブクログ
  • 『ワインの科学―「私のワイン」のさがし方 (ブルーバックス)』(清水健一)の感想(25レビュー) - ブクログ

    先日「日酒の科学」を読んだときに、「どうして日では(酒が)弥生時代以降に入った米で作られて、しかも製造法もかなり難しい日酒が発達したのか? (ワインが発達しなかったのか?)」と書いたら、kuwatakaさんから「(書に)日でワインが大量に出来ない理由が解説されていたように思います」とコメントを頂いた。それで紐解いた。よって、そのことのみに絞ってレビューします。清水健一さんの来の主張については「科学者が書いたワインの秘密」を2016年にレビューしたので、そちらを参考に。 結論から言えば、「縄文時代に誕生していたと考えられる我が国のワインですが、欧州の場合と異なり、その後は穀物酒に圧倒されて独自のワインが形成されず、明治時代の文明開花と共に、海外から新たにワインが入ってきたのが実情のようです」となる。と、書けば身も蓋もないので、もう少し詳しく展開する。 ・世界初のワイン造りは、1万

    『ワインの科学―「私のワイン」のさがし方 (ブルーバックス)』(清水健一)の感想(25レビュー) - ブクログ
  • 『なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践』(ロバート・キーガン)の感想(106レビュー) - ブクログ

    前々から気になってた1冊。旅行中、読もうと思い、持っていくも全然読み進められずにいてやっと読み終わることができた。 最初の出だしの「心臓病患者がなぜ変われないのか」という問いからグッと引き込まれる内容。 要は変わる必要性も分かっているし、変わりたいという想いもある。どうすれば変わるのかという方法も分かっている。 なのになぜ人は変われないのかというメカニズムを解き明かしていることに書の意義がある。 簡略に言うと、それは人の固定観念に基づいているから。 行動だけを変えても何も変わらない。その行動の裏にある価値観を変えないと変われない。 それが「技術的な課題」と「適応を要する課題」の差。 そして最も驚きだったのは、人が変わろうとする際には「変革をはばむ免疫機能」がそれを阻害するということ。 変わりたいと思う自分が表だとすれば、裏では実は変わりたくないと自然に思っている自分がいるということ。 要

    『なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践』(ロバート・キーガン)の感想(106レビュー) - ブクログ
  • 『問題解決大全――ビジネスや人生のハードルを乗り越える37のツール』(読書猿)の感想(75レビュー) - ブクログ

    分厚いこのとどう向き合うかまず考えた。 ①読むより、理解→活用→身に付ける→辞書感覚に課題に遭遇したら瞬時にどのメソッドを使うかサーチできるようにならないか。 ②そのためには、久々だが時間を惜しまず教科書の様にじっくりページを行きつ戻りつしながら、時にメモして、脳のなかで体験させていった。 (こういう読み方は久しぶりだ) ①であげた様な最終境地に達するのには、これを辞書がわりにして、日常に遭遇する課題の矛盾に当て嵌めていく訓練が必要なのだろう。 でも、考えてみれば、すべてを試す必要はない。 この問題解決には『ノミナル』、これには『ロジック・ツリー』と当て嵌めることを最初は“力まかせ探索”でやっていくしかないのか。 ここでそのメソッドを使うのは違うぞ。 《用途と用例》でどんな問題に適合するかは紹介されているので、それを目安に当て嵌めていけばいい。 当て嵌め方に悩んだら《レシピ》を紐解いても

    『問題解決大全――ビジネスや人生のハードルを乗り越える37のツール』(読書猿)の感想(75レビュー) - ブクログ
  • 『アイデア大全』(読書猿)の感想(97レビュー) - ブクログ

    創造とブレイクスルーを生み出すアイデアの発想法が満載。言葉にする、書き出す、組み合わせる、強引に動いてみる、深掘りする、要素分解する。こうした手法を、その開発者にも触れながら、実例と共に体系的に学ぶことができる。 多くは既に身に付いていることであり、実際にはあまり使えないかもしれない。それでも、写真や図解もあり非常に愉快なである。楽しみながら読んだ。 夢から着想を得ると言う方法。これはこので一番最後に紹介される手法だ。そこに書かれたビートルズのポールマッカートニーがイエスタデイという曲を作った事例。夢の中でメロディーが浮かんだらしい。写真も掲載されていた。 イエスタデイを聴きたくなり、YouTubeを開いた。そこから、レコメンドのImagineを聞いた。Imagineを聴きながら、宗教戦争を思い、ウクライナ情勢を想起した。このに紹介される手法ではないが、着想のきっかけを得て、連想し、

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  • 『アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者』(中島真志)の感想(73レビュー) - ブクログ

    2017年10月発行 過大評価されている仮想通貨 2013・2014年国際会議でも話題→2015年・終わったブーム 期待が高まるブロックチェーン 不正防止 登記、医療、選挙システム、ダイヤの鑑定書 コストが10分の1 すべての始まりはビットコイン 2008年サトシナカモト BTC 最小単位少数第8位 0.00000001☆900,000円だと 円 各ウォレットにビットコインアドレスを割り当て P2P peer to peer 端末はpeer 又は node ビットコインを支える不思議なメカニズム 所有者が2人に譲渡した場合→どちらが正しいか決定 ①1つのブロックに10分間の取引の情報が収納②ハッシュ値 hash value 元になるデータから一定の計算方法によって求められる規則性のない固定長の値 出力値から入力値(元データ)は復元できない(一方向関数)③ナンス値 number used o

    『アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者』(中島真志)の感想(73レビュー) - ブクログ
  • 『お金は寝かせて増やしなさい』(水瀬ケンイチ)の感想(250レビュー) - ブクログ

    【感想】 インデックス投資について詳しく書かれた1冊でした。 確かに、他の投資方法よりも簡単で手間もかからず、安全に資産運用していける投資方法なのだなーと読んでいて思いました。 ただ、作中でも指摘のあった通り、「いつ終了するのか」といった出口戦略が見えない点は、1つネックと言えばネックなのかもしれません。 個別銘柄と比べるとインデックスの方が安全ではありますが、やはり景気の波の影響は受けるわけですので、リーマンショックやコロナのように世界全体に大打撃を与える経済不況の場合は相応のリスクを負ってしまうことは避けられません。 そんな前途が不透明な最中にもめげずに、ずっとドルコスト平均法で買い続けられるのか、損切りせずに株を持ち続けられるのか。 そういった「忍耐強さが必要」という点は、ある意味かなりハードルが高いのではないかなーと思いました。 また、これを言っちゃ元も子もない気もしますが・・・

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  • 『戦略読書日記 〈本質を抉りだす思考のセンス〉』(楠木建)の感想(88レビュー) - ブクログ

    経営ストーリーのを書いた著者が、経営戦略やストーリーに触発されたを紹介しているです。 経営関連のばかりでなく、人伝やダイエットなどもあるのが興味深いです。 難しくて飛ばし読みしてしまったところもありますが、自身の経験や紹介したの著者との話などもまじえつつ、解説が面白くて読んでみたくなるがたくさんありました。Kindle化されていないも多数なのがちょっと残念。 書はKindle unlimitedで読みましたが、しばらく手元に置いておいて、紹介されていたを読んだらまた解説を読み直したいです。 『クアトロ・ラガッツィ』『直球勝負の会社』『おそめ』『ホットペッパーミラクルストーリー』『最終戦争論』など 巻末のロングインタビューで、著者が好きなのジャンルの話をしているのも面白かったです。ここでもがたくさん紹介されます。自伝や日記が好きで当時の生活ルーティンや世の中の文脈を理

    『戦略読書日記 〈本質を抉りだす思考のセンス〉』(楠木建)の感想(88レビュー) - ブクログ
  • 『最速でおしゃれに見せる方法』(MB)の感想(79レビュー) - ブクログ

    《オシャレとは》 ◼︎オシャレはセンスではない、基礎がわかれば誰でもオシャレになれる ◼︎ファッションはカジュアルとドレスを混ぜることが世界共通オシャレルール、カギはそのバランス 《オシャレ方程式》 ◼︎日人はカジュアルとドレスが3:7が鉄則、欧米人は5:5 ◼︎シルエットはIAY、上下太いのはダサい ◼︎カラーはモノトーン+1色 どれか1色をカジュアル他をモノトーンにする、原色に近いほどカジュアル ◼︎カジュアル=カラフル,ルーズ,太め,シワ素材、ドレス=モノトーン,タイト,細め,ツヤ素材 《考え方》 ◼︎トップス,ボトムス,シューズに3分割して3つのうち2つをドレスにすればいい 《必須ドレスアイテム》 ◼︎ダサい人はカジュアルが多すぎるのでドレスなアイテムを買い足す ◼︎ボトムス まずはボトムスから買おう、特に足首はシルエットがでやすいしシルエットがトレンドに外れてると変なまま ボト

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  • 『パパ1年生』(安藤哲也)の感想(34レビュー) - ブクログ

    ファザーリングジャパンの安藤さんの。 対象年齢は0-3歳までのパパをターゲットにしている。 僕は、「新しいパパの教科書」でファザーリングジャパンの「仕事も子育てを楽しむ」という考えに共感して、書を読んでみることとした。 「新しいパパの教科書」と内容は似ているところは多い。ただ、「新しいパパの教科書」は硬い感じで記載されているが、書は漫画を交えたり、語り口が柔らかかったり、こちらの方が新しいパパには読みやすい。 以下気になった内容 ◼️「心から楽しい」という体験を子どもにさせるためには、一緒にやっている大人が、心から楽しむことが一番なのです。パパの笑顔が、子どもの楽しい気持ちを倍増させます。・パパが好きな絵を心底楽しんで読むと、子どもも楽しくなります →パパが楽しむことを子どもが楽しんでくれるかどうかは別問題。ただ、心掛けとして「パパが楽しむ」という前提に立つことが大切!だと理解した

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  • 『服を着るならこんなふうに (1) (単行本コミックス)』(縞野やえ)の感想(79レビュー) - ブクログ

    数年前、会社のダイバーシティ施策の一環で服装規定が緩和された。それまではスーツ一択で、週末は専らご近所用と緩み切っていた。当初はオフィス街の視線に耐え得る服装をと意気込んだが、今や気軽なカットソー、チノバン、スニーカー。人間変わるものである。 服を買いに行く服がない。書には、当時のこの気持ちに寄り添ったファッションのセオリーが巧く散りばめられている。画力が高く、人物の造形も物語の構成もしっかりした良質な漫画である。まずは中古の10巻セットを購入してみたが、個人的には当たりだった。

    『服を着るならこんなふうに (1) (単行本コミックス)』(縞野やえ)の感想(79レビュー) - ブクログ
  • 『お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)』(佐藤航陽)の感想(627レビュー) - ブクログ

    主義の延長線上にあるものの一つ『価値主義』を説く。 否定的な考えを挟まずに読むことをおススメする。つまり、楽しい読書したいなら著者の想像する世界に没頭すれば良い。できなければ辛い読書となる(笑)。 後半にかけて話が飛躍してゆく。非凡な想像力に脱帽した。 当にそういう時代になるのでは?なってきているのでは?と納得してしまう内容である。著者の想像には、著者なりの裏付けがあり、自らの事業を通じて、それを実現させることも自分たちの仕事ではないか、と書いている。ベーシックインカムが可能になる時代が来るのだろうか。既存の考え方では到底受け入れられないし理解ができないが、新たな時代とは、こういった思想を持ち、行動を起こす人たちが切り拓いて来たんだろう。 お金とはツールの一つに過ぎない。これからは無数の経済圏が作られ、国家や企業という枠組みの影響は無くなってゆくことになる。今現在では、それが仮想通

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  • 『妻に捧げた1778話 (新潮新書)』(眉村卓)の感想(236レビュー) - ブクログ

    僕が青春時代、既にオールドタイプのSF作家という認識でいました。何冊か読んだ事はあると思うのですがあまり覚えておりません。(不定期エスパーシリーズを読んだ記憶があります) 作はカズレーザーさんがアメトークの読書芸人で紹介した事で一気に広がったと思うのですが、(僕も見ていました)メチャクチャ感動する泣ける、という方向の紹介だった為泣かせて欲しい症候群の人々が群がったのがとっても残念でした。 淡々とした筆致で奥様との日々を語り、短編を淡々とつづる。 長い時間を共有した夫婦だからこそ醸し出せる奥深い空気感。 誰にでも訪れる別れに、わが身を置いてこそ感じるしんとした切なさ寂しさ。 最後の一文に込められた感情に背筋が伸びます。自分もこんな風に配偶者に向き合いたいと強く想いました。 「感動するって聞いたのに泣けませんでした」というようなレビューを書いている人が沢山いるのにびっくり。どれだけ慟哭したい

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  • 『奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 [Kindle]』(石川拓治NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班)の感想(51レビュー) - ブクログ

    素晴らしい内容だった。 無農薬のりんご栽培の話しなのに、人生の学の全てが詰まったようなだった。 この木村さんという人は、りんごの栽培で成功したが、例えば自動車エンジニア、例えば会計士などなど、何をやっていたとしても成功したのではないか?いや成功するに決まっている!そう思えるほど、探究心に満ち満ちている。 そして私が一番感動したのは欲が無いこと。 これほどのどん底生活を味わいながら、高値で売ろうとはしないところ。いくらでも高く売る方法はあるはずなのにそうしない。 そしてもう一つ。奥さんも木村さんに寄り添い続け口出しをしないところ。 木村さんという人を周りのみんなが信じ、見守り、寄り添った。素晴らしい人の周りには素晴らしい人が集まり、結果みんなが幸せになるという方程式の様なだった。 成功した人と失敗した人の違いは途中で諦めなかったこと、と言うがまさにその例が木村さんのりんごなのではないか?

    『奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録 [Kindle]』(石川拓治NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班)の感想(51レビュー) - ブクログ
  • 『採用面接評価の科学: 何が評価されているのか』(今城志保)の感想(2レビュー) - ブクログ

    作品紹介・あらすじ 会社の将来を左右する採用面接の研究はあまり進んでいないと著者は言い、特にこのような問題があるとする。 ・面接を受ける候補者のどの特徴に注目し評価すべきなのか ・面接官の間での評価の違いがどのように起きるのか ・一般的な対人認知研究の知見が十分活用されておらず、面接者の認知や印象形成のプロセス理解があまり進んでいない。 そこで書は、採用面接における評価についての概念的枠組みを提案し、それに基づく実証研究により、その妥当性を検証している。 研究書ながら、大企業の採用担当者や採用コンサルタントにも有用な内容となっている。

    『採用面接評価の科学: 何が評価されているのか』(今城志保)の感想(2レビュー) - ブクログ
  • 『日本酒の教科書』(木村克己)の感想(17レビュー) - ブクログ

    酒を好きになりたくて購入。 日酒の製造工程、分類、歴史といったことが網羅的に書かれていて非常にグッド。写真が沢山載っているのもいいね! 後半には351種類の日酒のカタログが載っているので、1つずつ試してみたい。 いつまでも手元に置いておきたい、まさしくタイトル通りの日酒の教科書だった。

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  • 『図解 ワイン一年生 (サンクチュアリ出版)』(小久保尊)の感想(103レビュー) - ブクログ

    作品紹介・あらすじ おかげさまで10万部突破! 今、ワインので一番売れてます。_x000D_ ーーーー_x000D_ ぶどう品種が擬人化されているので、_x000D_ ワインの味の違いがかんたんに想像できます。_x000D_ 今まで読んだワインの中でも一番斬新で、わかりやすいと思えた一冊です。_x000D_ _x000D_ ピーロート・ジャパン株式会社_x000D_ チーフワインコンサルタント_x000D_ 日ソムリエ協会認定ワインアドバイザー 岩見 大輔氏_x000D_ _x000D_ ーーーー_x000D_ _x000D_ ワインはそこそこ飲むけれど、ワインはいつも“勘"で選んでる。_x000D_ そんなプチワイン好きの人のために、複雑でとっつきにくいワインの世界を、_x000D_ 図やマンガを駆使して「これ以上ないほどわかりやすく」解説した。_x000D_ かわいい高校生に姿

    『図解 ワイン一年生 (サンクチュアリ出版)』(小久保尊)の感想(103レビュー) - ブクログ