大正期の庶民的な居酒屋に源流を持つ「市民酒場」を取材し、店や周辺の街の歴史、店主の人柄を伝える書籍「はま太郎」を発行している「星羊社」(横浜市中区)は、飲み屋が集まる野毛地区(同区)に、書籍や雑貨を販売する倉庫兼店舗を開いた。社長の星山健太郎さん(43)は「酒場の聖地である野毛に、いつか店を構えたいと思っていた」と話している。(志村彰太) 同社は二〇一三年に設立。はま太郎を見て居酒屋巡りをする人も増えているという。星山さんと妻の成田希さん(37)が取材と編集をしており、一七年から成田さんの出身地である青森県を特集した「めご太郎」も出している。店舗では本のほか、絵が得意な成田さんがキャラクターをデザインした雑貨などを販売する。
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