「朝日新聞、寄付してくれる?文句言う前にまず、出してくれないと。2億円くらい出してください」。大阪市の橋下徹市長(大阪維新の会代表)は、29日からスタートした市を南北に貫くメーンストリートの御堂筋などをライトアップする「大阪・光の響宴2015」の開宴式に出席した後に記者団の取材に応じ、基金不足が指摘されている同イベントを実施するための“費用負担”を朝日新聞に求めるジョークを飛ばした。 ■松井知事に「“朝日新聞税”を作りましょう(笑)」 光をモチーフとしたプログラムを府内各地で実施する同イベント。最も注目が集まるのが、ギネス世界記録にも登録された御堂筋の街路樹を発光ダイオード(LED)で彩る「御堂筋イルミネーション」だ。 橋下氏が知事時代の平成20年に打ち出した肝いり行事で、今年はライトアップされる距離が北側に1キロ延び、繁華街のキタからミナミまでの4キロがつながった。橋下氏は開始当時を振り
株主よりも従業員が一番だーー。京セラの稲盛和夫名誉会長は、「社員を路頭に迷わせるな、わがままな株主にNO」と題した国際ビジネスメディア「ブルームバーグ」のインタビュー記事で、短期的な利益を求める株主には毅然と拒否すべきとの姿勢を示した。「アクティビスト」と呼ばれる物言う株主へのアンチテーゼとなりそうだ。 記事によると、稲盛氏は株主還元を求めるアクティビストに対して、「会社をつぶして社員を路頭に迷わせるわけにはいかない。安全に経営するためにはこれだけの余裕が必要だと、わがままな要求に対しては毅然として言わないといけない」と述べた。 稲盛氏は「社員を大事にし、喜んで働いてくれれば会社の業績は上がる。それは株主にとってもいいことで、決して対立することではない」として、「従業員第一」を掲げている。 ただ、会社法では、株主が会社の所有者だと規定されているので、株主が「わがまま」であったとしても、「株
日本有数の歓楽街・歌舞伎町をかかえる新宿区では、悪質な客引きの根絶に向けて、客引き行為の防止条例を改正し、罰則を新設する方針を決めた。改正条例は区議会を経て、来年4月の施行を目指すという。 現在の条例は、路上での声かけなどの客引き行為を禁止しているが、違反しても、区長から「指導」されるだけだった。報道によると、改正案では、警告や勧告に従わず客引きを続ける店に対して、店舗名を公表し、5万円以下の「過料」を命じるという。 新宿駅周辺の繁華街では、客引きに連れられて行った店で多額の料金を請求される「ぼったくり」の被害が多発している。新宿署に通報があった被害件数は、昨年9月からの1年間で2044件にのぼったそうだ。 客引きに対する罰則について、ネット上では「店舗名公表されたら、別のところに別の名前で出すだけ」「結局はよその都内に流れる」など、いたちごっこになることを懸念する声が多数上がっていた。罰
ドメイン名差止請求事件ということで見てみたが、興味深い裁判であった。 判決文中には、第一法規出版も登場する。 東京地判平成27年11月13日(判決全文PDF) 事案は、あの化粧品会社DHCが、台湾のバッテリーテスターメーカーDHCから商品を仕入れて販売している被告に対して、DHC-DSという表示を商標権侵害だから使うなといい、DHC-DSのドメイン名も抹消しろと求めたものである。 ちなみに被告のサイトは今もある。 化粧品のDHCだが、商標登録は手広くやっていて、DHC-DSの商標登録にバッテリーテスターも役務に加えていた。しかし、DHCの商標登録の役務に電気磁気測定器の製造販売を含めていたところ、その部分については被告の申立てに基づいて取消審判がされている。 また、被告と原告とは、まずDHC-Japanなどの表示をするなという原告の要求から交渉が重ねられ、原告においてDHC-DSの商標を取
水木しげるさんが亡くなった。たくさん「死」や「死後のこと」について描かれた方なので、「ご冥福をお祈りします」でいいのか、ちょっと分からない。 かなり色々なものを、こんなにたくさん作って残した。未来の人にも読まていくだろう。 人間が死んでも、その人が作ったものが残ってくれて、本当にありがたい。残ってくれなかったら本当にやばい。歴史を変えた発明とか法律だけじゃなくて、漫画だってそうだ。水木漫画なんて、とくに僕はそう思う。 水木しげるは手塚治虫みたいな「漫画のスーパーエリート」って印象が薄い。戦争や貧乏で苦労しまくったイメージが強くて、絵も独特だから、なんとなく「王道じゃなくてもいいんだ」という勇気がもらえる感じがある。「本当はどうか」は別にして。 鬼太郎も悪魔くんも、スーパーヒーローって感じじゃない。薄汚れてたり、お小遣いも少ない(たぶん)。 いじめられたり弱さを持った悪魔くんの仲間たちが集ま
当たり前だが亡くなるのだな、という感慨は持った。 訃報|水木プロダクション公式サイトげげげ通信 ねずみ男の「へのへのもへじ」を2年半前につくったことを思い出す。 へのへのもへじで水木サン - 法華狼の日記 手塚治虫らの働きぶりを揶揄するような漫画を描いて、きちんと休みながら仕事をしていたことでも知られている。それでも水木しげるの名前で連載していたのは2015年5月まで。自身も漫画家という職業は晩年まで続けていたのだな、ということも感じた。 妖怪漫画は好きだしアニメ作品もそれなりに見ていたが、酷薄な戦場をドライに描いた戦記漫画や、あけすけな人間観察を語るようなエッセイもおもしろいものだった。いつでも大衆と同じ高さの視点で、なのにどこか遠くから見ていて、集めた情報をそのまま吐きだすような、そういう作家だった。あれで手塚治虫に対しては高評価もしていたらしいが、寺田修司などは吸血鬼そっくりに描いて
東芝の不正会計問題で、証券取引等監視委員会は旧経営陣の刑事告発を見送ったうえで、東芝に過去最高額となる74億円前後の課徴金の納付を命じるよう、近く金融庁に勧告する方針を固めました。 この問題について証券取引等監視委員会は、旧経営陣の刑事告発も念頭に調べを進めてきましたが、関係者によりますと、不正会計は社内の各部門で別々に行われていて、旧経営陣も含め誰1人全体像を把握できていないという企業の統治がずさんな状態だったことが分かったということです。このことが結果的に個人の刑事責任を問うことを難しくしていて、告発は見送られる見通しです。 その一方で、誤った決算を公表しながら、社債を発行して多額の資金を集めていたことを重く見て、74億円前後の課徴金の納付を東芝に命じるよう金融庁に勧告する方針を固めました。このうち20数億円分については、今月9日をすぎると東芝が意見を述べる機会を失うことから、勧告はそ
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