JSONは、最近のWebサービスやNoSQLシステムなどでよく使われている、軽量なデータ交換用フォーマット。その概要を解説する。 連載目次 「JSON(JavaScript Object Notation)」(ジェイソン)は、Webサービスなどでよく使われる、軽量なデータ交換用のフォーマットである。受け渡ししたいデータをシンプルな規則に基づいてテキスト文字だけで表現しているので、さまざまなプログラム言語から簡単に扱える。また、デバッグなどのために人間がデータをそのまま直接読むことも可能である。 同様の用途に使われるデータ形式としてXMLがある。XMLはデータを格納するだけでなく、高度に構造化されたデータを表現したりマークアップ機能を含んだりと、かなり複雑な仕様になっている。それに比べるとJSONはシンプルで扱いやすく、データサイズも小さくなるため、AjaxやREST APIなどを使ったWe