王 銘琬九段の著書「棋士とAI -アルファ碁から始まった未来」(岩波新書)が発売されることになりました。 韓国の李セドル、中国の柯潔と、次々にトップ棋士を大差で降したアルファ碁とは何か。 グーグル傘下のディープマインド社は満を持して盤上から社会へ打って出た。 未曽有の衝撃の先頭に立つ囲碁界でソフト制作にも関わる日本棋院の人気トップ棋士がアルファ碁の技術革新の意味、人間とAIの未来、囲碁の面白さを披露する。
よくわかる囲碁AI大全AlphaGoからZenまで 近年、急速な進歩を遂げている囲碁AI。その手法は、これまでの人間の常識を超えるものであり、私たちは囲碁観の転換を余儀なくされています。 本書は、囲碁AI「アルファ碁」の衝撃的な登場(2016年)から、アルファ碁の進歩版「アルファ碁ゼロ」が誕生する(2017年)までを中心に、さまざまな囲碁AIについてまとめたものです。 この間に行われた世界トップ棋士対囲碁AI、囲碁AI対囲碁AIの主要対局は、全て掲載されています。 著者は、以前から囲碁AIの動向を追いかけてきた大橋拓文六段。囲碁AIの革新的手法や大局観、いかにして強くなったのか、その歩みと仕組みについて分かりやすく解説しました。
日本棋院とトレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長(CEO):エバ・チェン、以下トレンドマイクロ)は、9月4日より日本棋院の運営する「ネット対局『幽玄の間』」上において、会員向けの対戦相手として、囲碁AIソフトウェア「GoTrend」を導入することをお知らせします。 囲碁AIソフト「GoTrend」は、王銘琬九段監修のもとトレンドマイクロの協力を経て開発されたソフトウェアで、アマチュアの七段~八段程度の棋力を有し、2015年3月に行われた第8回UEC杯コンピュータ囲碁大会(主催:電気通信大学エンターテイメントと認知科学研究ステーション)において、6位の成績をおさめました。 また今後の開発方針として、初心者が自らの棋力を高めるために利用いただける入門者向けバージョンの開発に取り組んでいく予定です。 内容 (1) 対局場所:日本棋院ネット対局『幽玄の間』上 (2) 対象:『
囲碁AIによる世界大会「2017 中信証券杯 第1回世界電脳囲碁オープン戦」が8月16日、17日に中国の内モンゴルオルドス伊金霍洛旗大劇院で行われた。 17日に行われた決勝戦で、日本から出場したDeepZenGoが、中華台北のCGIに258手まで白番中押し勝ちし優勝を決めた。 世界各国から12ソフトが出場し、16日にスイス方式の5回戦による予選を行い、17日に上位8ソフトによる決勝トーナメントが行われた。 日本からはDeepZenGo、Rayn、AQの3ソフトが出場し、全3ソフトが予選を通過した。決勝トーナメントでは、1回戦でRayn、AQが敗れたもののDeepZenGoは韓国のDolBaramに勝利、続く準決勝では中国の絶芸に勝利し決勝進出を決めていた。 優勝した「DeepZenGo」は、18日10時頃から世界戦優勝経験者の孔傑九段と対局を行う。 この対局は日本棋院ネット対局「幽玄の間」
日本の超党派の議連である「囲碁文化振興議員連盟」と韓国の「韓国国会棋友会」が日韓の友好親善をはかる「第8回日韓国会議員友好親善囲碁大会」が7月13日から行われている。2日目の14日は、韓国国会棋友会の国会議員を日本棋院に迎えて友好の輪を広げた。 まず、1階ホールで記念写真を撮った後、日本棋院の殿堂資料館と幽玄の間を見学。 幽玄の間では、碁盤を挟んで元世界チャンピオンでもある曺薫鉉九段を先生に一人一人記念写真を撮ってご満悦の様子。 次に棋友会の会長である元裕哲議員と韓国の囲碁AI「石風(ドラパラム)」の韓国ペアと、日本の囲碁文化振興議員連盟会長である柳本卓治議員と日本の囲碁AI「DeepZenGo」との日本ペアで、日韓両国の議員の方々の熱烈な応援を受けてペア碁の大熱戦が行われた。 対局は、大幅に時間を延長する雰囲気で、事務当局を心配させた。しかし、さすがにそこは国会議員の先生、大きな見せ場を
7月13日、東京都千代田区の「参議院議長公邸」で第8回日韓国会議員友好親善囲碁大会が行われた。 これは、日本の超党派の議連である「囲碁文化振興議員連盟」と韓国の「韓国国会棋友会」が日韓の友好親善をはかるための大会で、日本での開催は18年ぶりとのこと。 大会は議員の自己申告による棋力をもとにしたハンデ戦。3回戦を戦った。 韓国議員の一人として来日した曺薫鉉九段はご存知、元世界チャンピオン。棋友会の顧問を務めている。もちろん、日本の国会議員には尊敬を集め、指導のために訪れた日本棋院棋士にも敬意と親しみをもって迎えられた。本人は公邸到着後、棋士と旧交を温めたところで「僕はこっち側かな?」と日本棋士の列に入り、冗談を言うなど明るく元気な様子。 韓国議員の実力ナンバーワンは元裕哲議員。棋友会の会長でもある。前評判通りの活躍かと思われたが、菅直人衆議院議員がまず元議員に勝利し、続いて2回戦で小沢一郎衆
Google傘下のDeepMind社が制作した囲碁AI「AlphaGo」と韓国の李世乭九段の五番勝負が3月9日から15日まで韓国のソウル市で行われた。 結果は第1戦からAlphaGoが3連勝し五番勝負の勝利を確定、その後第4戦で李世乭九段が一矢報いるものの第5戦で再びAlphaGoが勝利して、通算成績4勝1敗でAlphaGoが勝利した。優勝賞金の100万ドルはユニセフ等に寄付される。 日本棋院ネット対局「幽玄の間」ではGoogle DeepMind Challenge Matchの模様をライブ中継しました。 また、週刊碁では3月28日号(21日発売)で、碁ワールドでは5月号(4月20日発売)でGoogle DeepMind Challenge Matchを特集してお届けします。 対局前日に行われた記者会見。左からDeepMind社CEOのデミス・ハサビス氏、李世乭九段、Google会長のエ
主催 公益財団法人 栢森情報科学技術財団 後援 公益財団法人 日本棋院 中部総本部 日程 2016年2月6日(土)13:00~16:30(12:00より会場) 場所 キャッスルプラザ 名古屋駅前 4F「鳳凰の間」 定員 200名(整理券が必要です) 観戦料 無料 対局者名 伊田 篤史十段 VS コンピュータソフト Zenのクラスタ並列版 手合割 4子 解説 下島 陽平八段 聞き手 長島 梢恵二段 申込方法 日本棋院 中部総本部2Fにて「観戦整理券」を配布していますので、観戦をご希望の方はお申し出ください。 なお、定員に達し次第、受付を終了いたします。あらかじめご了承下さい。 ご好評につき、チケットの配布を終了いたしました。 詳細はこちら
第1回13路盤プロアマトーナメント戦開催のご案内 公益財団法人日本棋院(理事長:和田紀夫)は囲碁特化型クラウドファンディング(注1)サイトの導入を進めておりますが、その第1弾企画として「第1回13路盤プロアマトーナメント戦」を開催することとなりましたのでお知らせします。 本棋戦はプロアマオープン戦となっており、アマチュア予選にはコンピュータソフトが参加することが特徴となっています。 なお、クラウドファンディング出資者に対してはファン投票応募の権利を購入できる他、直筆色紙・扇子、指導対局などを企画します。 第1回13路盤プロアマトーナメント戦 概要 名称 13路盤プロアマトーナメント戦 主催 公益財団法人日本棋院 賞金 優勝60万円、準優勝30万円 参加者 日本棋院所属棋士、アマチュア(注2)、コンピュータソフト(注3) 本戦 16名(シード2名(前回優勝・準優勝者(注4))、棋士予選枠6名
NHK連続テレビ小説「あさが来た 」(NHK )の主人公〝白岡あさ〟のモデルで、大同生命保険株式会社(以下大同生命)の創業者の一人である女性実業家・広岡浅子さんと、囲碁の喜多文子名誉八段の指導碁の棋譜が、明治41年の朝日新聞に掲載されていることがわかりました。 大同生命の特設サイト「大同生命の源流ー加島屋と広岡浅子 」内のコラムにて、この棋譜の再現を通して広岡浅子さんの囲碁の実力や人柄を知るという企画が行われ、日本棋院も全面的に協力しています。 再現対局場所を提供するとともに、万波奈穂三段と長島梢恵二段の二名が再現企画に協力し、棋譜を読み解きました。 また喜多名誉八段の直弟子にあたる杉内寿子八段も、浅子さんの棋力や両者の関係について貴重なコメントを寄せています。 囲碁を知らない方にも、囲碁ファンにも注目の企画、ぜひご覧下さい。
主催 電気通信大学 エンターテイメントと認知科学研究ステーション 協賛 株式会社 囲碁将棋チャンネル 後援 公益財団法人 日本棋院 、 一般社団法人 人工知能学会(予定) 、 コンピュータ囲碁フォーラム 日時 2016年3月23日(水)12時開場 13時開演 場所 電気通信大学 東地区B棟2階202(解説会場)、東地区B棟2階201(対戦会場) ルール 日本ルール、ハンデ戦(3月21日:手合割り決定)(持ち時間30分、切れたら一手30秒) 対戦カード 第1局 小林光一九段(名誉棋聖) vs. UEC杯準優勝プログラム(予定) 第2局 小林光一九段(名誉棋聖) vs. UEC杯優勝プログラム(予定) 解説会 解説:趙治勲九段(25世本因坊治勲) 聞き手:万波奈穂三段 賞金 第1局20万円、第2局30万円 (電聖賞) URL http://entcog.c.ooco.jp/entcog/den
第61回全日本アマチュア本因坊決定戦全国大会(主催:毎日新聞社・日本棋院)が8月22日、23日に東京・市ヶ谷の日本棋院会館で行われた。2日目は準決勝、決勝、3位決定戦が行われ、決勝戦では芝野龍之介さん(神奈川)が林隆羽さん(埼玉)に中押し勝ちし、最年少でのアマチュア本因坊位を獲得した。 また、決勝戦は2階大ホールにて武宮正樹九段による大盤解説会が行われた。 4位までの入賞者は以下の通り 優勝 芝野 龍之介(神奈川) 準優勝 林 隆羽(埼玉) 3位 山田 凌馬(愛知) 4位 中曽根 理樹(長野) リーグ戦詳細(PDF) トーナメント戦詳細(PDF) 決勝戦は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたしました。 第61回全日本アマチュア本因坊決定戦特設ページはこちら
謝依旻女流名人・女流棋聖が、3月25日(水)発売のanan1948号「春から始める開運レッスン」という企画に出ます。囲碁・将棋・ボートレース・競輪に生きる4名の女性が語る勝負の世界。囲碁に生きる謝女流名人の開運法とは? 囲碁ファンは必見です! 詳細はこちら
コンピュータ囲碁プログラムと棋士が19路盤で対戦する、第3回電聖戦(主催:電気通信大学エンターテイメントと認知科学研究ステーション、協賛:株式会社 囲碁将棋チャンネル、後援:公益財団法人日本棋院 、一般社団法人人工知能学会、コンピュータ囲碁フォーラム)が3月17日に東京調布市の電気通信大学で行われた。 第3回では棋士代表で25世本因坊治勲が出場し、コンピュータ囲碁プログラムの大会・第8回UEC杯で優勝したCrazyStone(開発者:Rémi Coulomさん、3子局、黒半目コミ出し)と準優勝のDolBaram(開発者:Lim Jaebum・林在範さん、4子局、黒半目コミ出し)と対戦した。 結果は第1局のDolBaram戦が250手まででDolBaramの中押し勝ち、第2局のCrazyStone戦は185手までで25世本因坊治勲の中押し勝ちで1勝1敗となった。
棋聖戦の挑戦者決定システムが第40期から一新されることになった。 これまでの予選、リーグ戦、挑戦者決定戦の方式を大きく変え、碁界初の4段階リーグを実施しさらにリーグ優勝者などによるパラマス戦で挑戦者を決定する。 新システムの全体像は1図の通り。 上から順にSリーグ(6人)、Aリーグ(8人)、Bリーグ(1と2各8人、計16人)、Cリーグ(32人)、予選(約400人)となっており、それぞれのリーグ優勝者とSの準優勝者を加えた5人が2図のパラマス戦を戦い、挑戦者を決める。 S、A、Bは総当たりリーグ戦で優勝を争う(B1とB2の優勝者はプレーオフを戦い、Bの優勝者を決める)。Cは原則5回戦を行い、5連勝した棋士が優勝、3敗した棋士は陥落が決まり対局終了となる。 挑戦者を決めるパラマス戦決勝はSリーグ優勝者がアドバンテージ1勝の変則3番勝負となる。 また、1図の通りリーグ間の昇降格人数も
「幽玄の間」とニコニコ生放送がコラボレーションする新しい囲碁番組「ニコスト」が9月28日より始まります。 ニコストは日本棋院ネット対局「幽玄の間」を使用した視聴者参加型の番組で、 毎月1回放送、出演するゲスト棋士と「幽玄の間」ユーザーが番組内で対局を行い、その模様をレギュラー棋士の藤澤一就八段と万波奈穂三段がニコニコ生放送で解説を行います。 また、囲碁界の最新情報やゲスト棋士に関するトークなど盛りだくさんの企画を準備しています。 「幽玄の間」ユーザーの皆さんは棋士と対局できるチャンスです。 対局方法などの詳細は当日、放送および幽玄の間内にてお知らせします。 ぜひ放送時間に「幽玄の間」にアクセスください。
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