『ノルウェーのトンネルには避難出口や通路が少なく、非常時の避難は運転手の自己責任とされている』開始早々に流れるテロップが恐怖のギアを一速上げます。除雪車が先導する道路には雪が降り続いていて、周囲は氷山が連なる大山。これだけでも何かが起こりそうな予感が漂います。ノルウェーのパニック映画は何本か見ておりますが、個人的には高評価のものが多い気がします。2019年制作で時間もちょうどいい感じ。つまりはうまくまとまっているということでしょう。人間ドラマもありパニックもありで最後の最後まで飽きさせずに見せてくれます。大自然の美しさに災害の煙というコントラストが複雑な思いを抱かせますね。救出劇と言えばそれまででしょうが、救う側、脱出しようと頑張る側、状況が状況だけにハラハラさせる緊迫感が延々と続きます。実話を基にしたのかは不明ですが、実際こんなことが起こらなければ良いと思っちゃいました。 🦍本日のマイ