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  • 思いを強く伝えたいときは名詞述語文で 柔らかくソフトな表現は動詞述語文で書いてみる - 京都案内  こうへいブログ  

    吾輩はではある 「吾輩はである」という日人なら誰もが知る有名な作品タイトルがあります。 もしこの作品が「吾輩はだ」というタイトルだったとしたら、ここまで国民的知名度を得ることが、果たしてできていたでしょうか。 「吾輩はだ」という文は名詞述語文であり、「吾輩はである」という文は動詞述語文になります。 「吾輩はだ」なんていう強く断定した言い方ではなく、「吾輩はではある」と、「ある」という動詞を用いることで、ぼやかすような表現を用いり、「吾輩」のことなのに主観的にではなく、あえて客観的なニュアンスを醸し出す。 を擬人化させるというタイトル表現を、あくまでも自然に成功させている感じがするんですね。 「(ではある)」「(ではない)」に使われている(ではある)(ではない)というこのふたつの言い方は、日語で判断を下すときに、肯定否定の典型的な表現方法となっているんです。 なぜなら

    思いを強く伝えたいときは名詞述語文で 柔らかくソフトな表現は動詞述語文で書いてみる - 京都案内  こうへいブログ  
    santa-baking
    santa-baking 2024/03/31
    名詞述語文と動詞述語文、的確に使い分けられるようになりたいですね。まだまだ、勉強の毎日です! (^O^)/
  • 伝えたいことは決まっているのになかなか書き出せない そんなときはどうすればいいのか - こうへいブログ  京都案内 そして スラスラと流れるような文章が書けるようになりたくて

    パラグラフとトピックセンテンス 文章教としては、異例のロングセラーとなった木下是雄著「理科系の作文技術」。 物理学者の木下氏が、理科系の若手研究者や学生を対象として、論文、調査報告者といったレポート作成のための最も効果的な表現法を具体的にまとめ上げた一冊となっています。 エッセイや小説とは違って、理科系の仕事の文章というのは、そこに心情的要素を差し込む余地はありません。 実験研究をもとにした事実や状況と、それに伴う、判断や予測といった研究者の意見だけを、ただひたすらに淡々と現実の情報として、わかりやすく読者に伝達することを目的とする文章です。 そこで木下氏は、理科系の文章を書く心得として、「パラグラフ」の概念をもう一度、きちんと取り入れることを改革のひとつとして提唱されています。 パラグラフという言葉を日語に言い換えるならば、長い文章のなかの一区切り(段落)という意味と同じ概念を持つも

    伝えたいことは決まっているのになかなか書き出せない そんなときはどうすればいいのか - こうへいブログ  京都案内 そして スラスラと流れるような文章が書けるようになりたくて
    santa-baking
    santa-baking 2024/03/22
    私は技術系の仕事でしたが、そこそこ上層部の方々も見る報告書では、この記事にあるように『わかりやすく読者に伝達する』ことを求められました。時には、見ただけで分かる報告書を求められましたね。(^^;)
  • 文の締めくくりは複合動詞で表現する  あなたの書いた文がまるで「他人ごと」のようにならぬように  - こうへいブログ  京都案内 そして スラスラと流れるような文章が書けるようになりたくて

    血が通わない言葉 鋭い風刺とあふれるユーモア、言葉の魔術師と呼ばれた日小説家、井上ひさし氏。 「言葉を作ったのは人間なのだから言葉は楽しく使うべきである」という持論をもとに、戯曲、小説だけでなく、数多くの文章読、文章入門書の書き下ろしを遺されています。 そして、その遺された数多くの文章読で、井上氏が必ず取り上げているのが「複合動詞の重要性」についての指摘なんですね。 たとえば、井上氏は「自家製 文章読」のなかで下記のように述べられています。 「とりわけ日語の動詞は、そのままで単独で用いると、意味を訴える力が弱いのである。単独で用いたのでは意味が漠然としている。具体性に欠ける。現実と激しく斬り結ぼうとしない。生き生きしない。血が通わない。」 「その大きな原因は、日語の構文では動詞がいちばん最後に来るせいである。構文全体で意味を拡げるだけ拡げてゆく、あるいは意味をつぎつぎに限定し

    文の締めくくりは複合動詞で表現する  あなたの書いた文がまるで「他人ごと」のようにならぬように  - こうへいブログ  京都案内 そして スラスラと流れるような文章が書けるようになりたくて
    santa-baking
    santa-baking 2024/03/08
    まだ文章を綴る仕事は続きそうですので、生きた表現の文章が書けるようになりたいですね。この齢になっても、まだまだ勉強です。(^O^)/
  • 「話すように書け」は本当か? 会話を描写する難しさ - こうへいブログ  京都案内 そして スラスラと流れるような文章が書けるようになりたくて

    おしゃべりを字で書こう 書店にズラリと並べられている文章入門書。手に取り、パラパラとめくってみると、全容はさまざまなのでしょうが、どの入門書にも申し合わせたように、巻頭の部分あたりで「ある教え」についてページが割かれています。 【話すように書け】 文章入門書だけでなく、文豪から著名作家まで、口を揃えてこの教えを金科玉条にしているようなのですが、どうもこれは、明治期からの言文一致運動という篤い信仰からきている流れのようなんですね。 この国の言語改革のなかで唯一の成功例である言文一致体。それは、この運動の中心的担い手であった明治期の文学者たちの憧れでもあったんです。 作家の水上勉氏が遺した、文豪たちのエピソードの紹介によると、あの林芙美子が郷菊坂ホテルに宇野浩二を訪ねて小説の書き方について質問したとき、「当人のしゃべるように書くんですよ」と宇野が答えたと書き記されています。 さらに水上氏は、

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    santa-baking
    santa-baking 2024/02/26
    連載しています企業紹介の連載記事では、最近は先方の会話の言葉で記載するようにしています。私の理解に不安があるから、と言いますのが本音なのですけど・・・。(^^ゞ
  • どうすれば読者をその記事に夢中にさせることが出来るか  - こうへいブログ  京都案内 そして スラスラと流れるような文章が書けるようになりたくて

    文章を読ませる推進力 たとえば、ブログなどに記事を書くとします。どうせ書くのなら、その時に、どうすれば、読者をその記事に没頭させることが出来るか。どう書けば、読者を、読んでいるうちにその文章に引きずり込ませてしまうことが出来るようになるのでしょうか。 日語学者の石黒圭氏は、それは、「情報の空白」を自在に操るように文章を展開させることで可能になるのだと論理提示されています。 まず、世に出ている文章というのは大きく分けてふたつに分かれます。 ひとつは、新聞記事や小説などに用いられている描写文と呼ばれるもので、これは「時間」を推進力として、ある「場面」のなかで起こる一連の動きが描写されていきます。 「それで?」「それから?」といった問で後続文脈に来る内容を探りつつ読み手は文章を理解していくんですね。 そしてもうひとつが、「場面」という制約がなく、時間軸が存在しないエッセイや論説文の場合で、今回

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    santa-baking
    santa-baking 2024/02/18
    私もささやかに連載記事を執筆していますので、読者に読んでもらえる文章は興味深いです。元々、文章を書く事が得意だった訳ではありませんでしたので。(^O^)/
  • 桂離宮  儚き世に輝く 琥珀の月 - こうへいブログ  京都案内 そして スラスラと流れるような文章が書けるようになりたくて

    月の色をもらって 京都市・桂川に架かる桂大橋。車を走らせ、その西岸から東を望むと、ときに、見事な満月に出会える夜があります。 そして、すぐ左にたたずむのが、宮内庁の管理する、あの「桂離宮」です。 こうして見ると、満月を遠望できる絶好のロケーションに導かれるかのように、離宮が建てられたことがよくわかります。 昭和初期に、ドイツ人建築家ブルーノ・タウトが、その建築群を「日美の粋」と絶賛したことで、世界的に知られることとなりました。 桂離宮はもともと八条宮家の別荘で、智仁(としひと)、智忠(としただ)親王の父子2代にわたって造営されています。 造営が始められたのは1620(元和6)年のことで、そこから、約50年もの歳月をかけて完成されているんですね。 その美観のための建築は徹底的にこだわりぬかれ、二度も増築が加えられて、後に、庭と建築の総合芸術と称されることになります。 中央に心字池があり、そ

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    santa-baking
    santa-baking 2024/02/01
    京都はずいぶん訪れていますが、桂離宮へは行ったことがありません。予約が必要でしたでしょうか、飛び込みで行けるのであれば・・・。(^O^)/
  • 金閣寺  取りもどされた その輝き 目もくらむ光 - こうへいブログ  京都案内 そして スラスラと流れるような文章が書けるようになりたくて

    風雨にさらされた黄金 戦前の旧国宝・重要美術品の再指定が行われたのは昭和25年のことでした。 いわゆる文化保護法が施行されて、それまでに指定されていた真偽が見直され、大幅に件数が減らされることになります。 そんな状況下でも、当然のごとく金閣は新国宝に指定されました。ところが、その直後に、放火により焼失してしまったのです。 だから金閣という建物は現時点で国宝ではないのですが、訪れる観光客の人たちに聞いてみても、燃えたことさえ知らない人のほうが、おそらく多いのではないでしょうか。 焼失から5年の歳月をかけて再建された金閣は、その後何度か補修され、昭和61年の大補修では当時7億円の資金が投入されています。 使用された金箔は20万枚で20キロ、昭和30年の最初の再建時よりも、約10倍規模でもって補修されているんです。 金のイメージ、それは成金的というか、どうしても経済価値の誇示の要素が全面的に出て

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    santa-baking
    santa-baking 2024/01/17
    日本が黄金の国ジパングと紹介されたのは、直接ではなく、金閣寺のことを伝え聞いたところから発信されているのでは、と思ってしまいます。(*^▽^*) 黄金の寺ですから。
  • 奥津敬一郎 著「(ボクハ ウナギダ)の文法」 長い間抱えていた疑問を解き明かしてくれた一冊 - こうへいブログ  京都案内 そして スラスラと流れるような文章が書けるようになりたくて

    常に例外がつきまとう法則 日語の文法というのは当に不思議なモノで、辞書のレベルでは決定しきらない例外が、それこそたくさん出てきます。 たとえば、次に出てくる文のような、動詞の格支配の例を見てみてください。 A)鯛を刺身に作る。   ?鯛を作る。 B)一人娘を嫁に取る。  ?一人娘を取る。 このA、B文では「作る」と「取る」という動詞が格体制をとっていますが、いずれも「鯛ヲ」「一人娘ヲ」というヲ格との結びつきは、間接的なものとなっているんですね。 「刺身二」「嫁二」という、二格と動詞が先に結びつき、その全体に対してヲ格が結びついているのだと、例文が掲載されている文法書には書かれています。 「鯛を【刺身に作る】」・「一人娘を【嫁に取る】」というように、ヲ格の存在はあくまでも二格の存在が前提されているということなんです。 当にそうなのでしょうか? 来、日語の動詞文は述語を中心として構成

    奥津敬一郎 著「(ボクハ ウナギダ)の文法」 長い間抱えていた疑問を解き明かしてくれた一冊 - こうへいブログ  京都案内 そして スラスラと流れるような文章が書けるようになりたくて
    santa-baking
    santa-baking 2024/01/02
    流れるような文章、とても憧れます。頻度は高くありませんが、業界の月刊誌に会員企業の紹介記事を連載で執筆しています。社会人になるまでの筆不精が悔やまれます💦 (''◇'')ゞ
  • 東寺  そこにあるのはパラレルワールドだった - こうへいブログ  京都案内 そして スラスラと流れるような文章が書けるようになりたくて

    政教分離 794年に、国家権力の中枢として人為的につくり出された平安京。それは、政治的な意味を強く帯びた新政都市でした。 このとき同じタイミングで平安京に創建された東寺・西寺も、国家鎮護の目的だけで建てられたわけではなく、唯一この国で、公式に創り出され、認可されていた寺院だったのです。 それまでの奈良・平城京の社会では、多くの政治的矛盾をはらみ、政争と内乱を繰り返していたので、大仏開眼など仏教的霊験に頼らざるを得ない状況下に陥っていました。 そのために、玄昉・道鏡といった僧侶による政治的介入を許してしまうことになり、皇室の継承問題にまで関与させてしまうことになってしまうのです。 再び同じ過ちを繰り返さぬように、遷都を機に、桓武天皇は仏教界の政治的進出を許さず、徹底的に排除する方策を取っているんですね。 788年に根中堂がすでに建てられていた比叡山・延暦寺ですらも、延暦の寺号を許されたのは

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    santa-baking
    santa-baking 2023/12/18
    京都の住所に『上る』『下る』といった記載があるのには、最初はずいぶん違和感を覚えました。平安京の構造が中国の影響を強く受けているという事は、当時の中国はずいぶん進歩していたという事だったのでしょうね。
  • 二条城  平安京から生まれた京都市という都市の本質 - こうへいブログ  京都案内 そして スラスラと流れるような文章が書けるようになりたくて

    公武和合の舞台 大坂夏の陣、冬の陣が始まる少し前の1603年頃に、幕府営・二条城は完成しました。 徳川家が上洛する際の宿所として造営されたこの城郭から、家康は戦場へと出陣しているんですね。 その後、1626年に三代将軍・家光が後水尾天皇を迎えるために二条城の大改修を行います。 つまり、寛永行幸ですが、家光は二条城へ天皇を招き入れ、公武和合の政策を天下に示したのです。 ところが、幕府が巨額の費用を注ぎ新装した二条城は、それから200年以上、たった一度も使われることはありませんでした。 4、50人の二条在番という留守番たちが暇をもて遊ぶ平和な日々が、ただ流れていたんですね。 幕末に徳川慶喜が来て、並ぶ大名たちを前に、その大広間で大政奉還を奏上する歴史的ステージとなるまでの長い間、まるっきり放置されていたのです。 そして、そのすぐ後に、明治維新を経て二条城は朝廷のものとなってしまいました。 二

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    santa-baking
    santa-baking 2023/11/30
    京都が第二次世界大戦で空襲に遭わなかったこと、不思議でした。アイデンティティ、それを米国も察していたのかもしれませんね。(^O^)/
  • 長くても読みやすいセンテンス  因果関係を示す接続助詞で長文にクサビを打ち込む - こうへいブログ  京都案内 そして スラスラと流れるような文章が書けるようになりたくて

    事態はひとつの時間軸のなかで 今回は、複文の表現形式のひとつである「連用修飾節」の仕組みを紐解いていきたいと思います。 先行する連用修飾節には、それこそ様々な接続方法による表現形式があるのですが、基的には、後行する文末の述語(用言)に向かって文意を繋げる役割を果たします。 よく使用される連用修飾節のひとつのタイプとして、「~たら」「~けれども」などの条件を示すもの、「~ので」「~ために」などの原因・理由を示すもの、といった論理的因果関係の接続助詞を語尾につけて主節につなげていく形があります。 宝くじが当たったら、家を買いたい。(順接条件節) いくら薬を飲んでも、いっこうに熱が下がらないのです。(逆接条件節) 風邪を引いたので、学校を休みます。(原因・理由節) このように、連用修飾節(従属節)と主節は因果関係をもって論理的に結びつけられているんですね。 連用修飾節で構成された複文の場合、主

    長くても読みやすいセンテンス  因果関係を示す接続助詞で長文にクサビを打ち込む - こうへいブログ  京都案内 そして スラスラと流れるような文章が書けるようになりたくて
    santa-baking
    santa-baking 2023/11/06
    連用修飾節と聞いてピンときませんでしたが、文例を拝見して理解できました。文章能力、大切ですね。(*^。^*)
  • 複雑な文の流れを滑らかに結合させる潤滑油 それは抽象名詞と形式名詞 - 京都案内  こうへいブログ  

    内の関係と外の関係 前回に引き続き、今回も連体修飾節を使った文章表現にこだわりながら、その質を分析していきたいと思います。 たとえば、指にルビーの指輪をつけた(女優)という文を例にすると、名詞(女優)を詳しく説明・限定し、修飾しているのが(指にルビーの指輪をつけた)という連体修飾節と呼ばれる成分になります。 このような連体修飾節を使った表現方法には、じつは、二つの意味合いを持つ種類があるんですね。 A)さんまを焼く(シェフ)がいる。 B)さんまを焼く(匂い)がする。 「さんまを焼く」という連体修飾節がAでは(シェフ)を、Bでは(匂い)という名詞を修飾しています。 「さんまを焼く」という修飾節は表面上では全く同じ役割を果たしているように見えますが、そこに含まれた意味合いは大きく異なるのです。 Aの文は、シェフがさんまを焼く。という文と対応させることが出来ます。 名詞「シェフ」は、連体修飾節

    複雑な文の流れを滑らかに結合させる潤滑油 それは抽象名詞と形式名詞 - 京都案内  こうへいブログ  
    santa-baking
    santa-baking 2023/10/29
    文章の作成の際には、流れと言いますか、リズミカルに読める点に気を付けています。従属節と主節を滑らかに結合させるための潤滑油・・・、大切ですね。(*^▽^*)
  • 連体修飾節を駆使することが出来ればスラスラと流れるような文章が書けるようになる - 京都案内  こうへいブログ  

    長文を自由自在に 日語における「複文」、つまり複雑な「文」というのは、いったいどのような構成で作られているのでしょうか。 一般に実用文では1文平均50文字が理想的な文字数だと言われてますので、1文100字を越すような「複文」になると、頭から読み下してそのまま理解することが若干難しくなってくるようです。 だから「文は短く、短くと心掛けて書くべきだ」と、どの作文入門書にも書かれているわけですが、やはり、字数にこだわることなく長文を自由自在に操って読み手に文意が通じるように書けるようになりたいものです。 では、どうすればいいのか。その答えはただひとつ。これは、「複文」として組み立てられているパターンにはどのようなものがあり、それぞれどの様な特質を持って表現されているのか、ということをまず徹底的に分析・比較するしかないんですね。 日語の「複文」は「従属節」と「主節」で組み合わされていて、従属節

    連体修飾節を駆使することが出来ればスラスラと流れるような文章が書けるようになる - 京都案内  こうへいブログ  
    santa-baking
    santa-baking 2023/10/08
    文は短く心掛けて書くべき、以前に恩師からも同様のことを言われました。今思いますと、在籍していた企業の風潮が複文でしたね。(^^ゞ
  • 「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」 味わい深い文章表現を分析してみる - 京都案内  こうへいブログ  

    文学の街 作家・井上ひさしさんの講義による「作文教室」が岩手県一関市で開かれたのは、1996年11月15日から17日にかけての3日間のことでした。 このとき、古く美しい建物を活かした文学館をつくろうという、一関ならではの趣旨のもと、「文学の蔵」設立委員会が立ち上げられます。 中学時代を一関市で過ごされたという井上さんは、その恩返しのためにプロジェクトチームの一員として企画段階から参加されました。 「文学の蔵」の建設基金づくりのために、まったくの無報酬というボランティアの形で講義もされたんですね。 その講義の内容は、文章を書く上でまさに宝箱のような密度の高いものとなったため、主催者側はこれをなんとか形に残そうと動き出しました。 そして、井上さんのその講義録音をもとに編まれた「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」が新潮社より発刊されることとなったのです。 井上さんの「作文教室」に参加され

    「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」 味わい深い文章表現を分析してみる - 京都案内  こうへいブログ  
    santa-baking
    santa-baking 2023/09/28
    私が文章を書くケースは、往々にして報告書か技術論文のようなものですが、それでも読み易い、分かり易い文章を心掛けたいと思っています。スラスラと書けると嬉しいのですが・・・。(^O^)/
  • 文章の魅力的な書き出し②  記憶のなかから導かれる背景的状況 - 京都案内  こうへいブログ  

    状況的枠組みの提示 作家やジャーナリストたちが雑誌記事やエッセイを書く場合、当然ですが、その紙面のスペースは限られています。 限られた紙面の中で簡潔に効率よく読み手に情報を伝えるために、彼らは冒頭の書き出しで、ある工夫をするそうです。 それは「状況的枠組みの提示」と呼ばれていて、これから述べることがらの背景的状況をいきなり冒頭で提示するという手法です。 ハードボイルド小説の書き出しで目にされたり、シリアスタッチな刑事ドラマの語り出しなんかで耳にされたことがあるかも知れません。 私が律子に出会ったのは、2年前の、乾いた静かな夏の日のことだった。 ジュリーの愛称で知られる沢田研二が京都・河原町にあるダンス喫茶「田園」でボーイをはじめたのは、昭和40年のことでした。 ふたつの例文ともに、このあと「2年前の夏の日」、「昭和40年」について述べられていくのではありません。 あくまで「律子」と「沢田研

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    santa-baking 2023/09/19
    けっして文章にたけている訳でもない私が、業界紙の執筆を手掛けています。文章の作成には、本当に気を使っています・・・とてもスラスラとは。(=_=)
  • 文章の魅力的な書き出し①  それは心地よいリズム感 - 京都案内  こうへいブログ  

    早く問題の核心へと 仮に、名前も知らない人の論文やエッセイをあなたがこれから読もうとしているとします。 その文章の書き出しの印象は、まさに、初対面の人に会ったときの第一印象と同じような感覚がするのではないでしょうか。 たぶん、「魅力的な書き出し」で書かれている文章なら、その先を読んでみたいと感じるに違いありません。 でも、書き出しに難があり、受け入れられなければ、読み取り行為をあなたは投げ出してしまうことになるのでしょう。 文章の書き出しは、持って回った冗長な前置きを続けるよりも、単刀直入に題に入ってしまうほうが好感度が高いということがよく言われます。 たとえば、文章の冒頭表現については「落語」というものに学ぶことが多く、共通する面もずいぶんあるようです。 どの落語家も「エエ毎度バカバカしい・・・・」といった掴みをほんの一言か二言話すだけで、いきなり「オーイ熊さんや」などと筋に入ります

    文章の魅力的な書き出し①  それは心地よいリズム感 - 京都案内  こうへいブログ  
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    santa-baking 2023/09/11
    私は、講演での”最初の掴み”と”起承転結”は大事にしています。けっこう、一般講演の研究発表でも、その内容から声の掛かることがあって。大切さを実感しています。(''◇'')ゞ
  • 首尾一貫しない文 ねじれた文を書かないようにするためのライティングイメージ - 京都案内  こうへいブログ  

    長いセンテンスは読みにくいか 世に市販されている文章表現の入門書、そのほとんどに、「文は短く、とにかく短く」と書いてあります。 わかりやすい文章を書くためにはとにかく短い文を並べろという「短文信仰」です。 短い文で纏めあげれば明晰な文章が必ず書ける、と説かれているのですが、ただ、どうしても短い文だけで繋げてしまうと、ブツブツと切られるような印象が出てしまうのは否めないんですね。 何度も文が切られるということは、そこで文章の流れが何度も小さな切れ目を迎えるということなので、一連の出来事の連続性を遮ることなく書き綴るということが難しくなってくるのです。 だから、長い一文になったとしても、読み手に違和感なくスラスラと読ませることが出来るのなら、その全体の流れをひとつの文にまとめてしまう、という手法のほうが表現としてはかなり有力となるはずなんです。 複数の述語が一つの文に収められた複文を書くとする

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    santa-baking 2023/09/02
    私も恩師からは、文章は短く表現するように、と指導されました。技術論文といった、性質上の事もあろうかと思うのですけど、結論が分かり易くといったことが主旨と理解しています。(*^。^*)
  • 文章表現の本質 「つまり何? 言い換えれば何? 他でもない何? 要するにどういうコト?」 - 京都案内  こうへいブログ  

    無言の読み手 文章表現という「書き言葉」は、会話コミュニケーションという「話し言葉」とは違って、あくまでも書き手からの一方的な伝達手段に過ぎません。 ですが、常に無言の読み手を意識し、対話を頭に想定しながら、言葉が紡ぎ出されていく表現であることに、違いはないはずです。 「話し言葉」というのは「声」を持って聞き手に伝える手段なのですから、当然、「音声ボリューム」の強弱を調整することが出来ます。 最も強調したい指示対象の部分にインパクトを加えて強く発声することで、聞き手に注意を促し意識させることが可能になります。 でも、音を持たない「書き言葉」では、そんなふうには表現することは出来ないんですね。 ではどうすればいいのか。「!」マークをつけたり、強調したい指示名詞だけを太字にすることで解決できるのかといえば、やはり、それでは難しいのだと思われます。 それらは読み手からすれば、仰々しくダイレクトに

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    santa-baking 2023/08/24
    今、京都に来ています。京都女子大学で、食品関係の学会がありまして。はい、研究発表もしますよ。清水寺の近くなんですよですよね~、行きたい・・・行きたい・・・。(^^ゞ
  • 文章作成に役立つ  読み手に違和感をあたえることなく自然に話題を切りかえる書き方 - 京都案内  こうへいブログ  

    有題文「は」と無題文「が」 日語のセンテンスというのは、大きく二通りに区分けすることができます。 それは、名詞句に「は」がついて述べられる「有題文」と、名詞句に「が」がつく「無題文」というように大きく分かれるのです。 たとえば、 a ) 太郎は講演会に来た。 b) 見知らぬ男(✖は / が)講演会に来た。 という文で比較してみると、b)の「見知らぬ男」は、指示対象が特定されていない「不定」の名詞句なので「は」を使うことは出来ません。 「は」を使うには、a)のような有題文にみられる「太郎」のように、指示対象が決められた「定」の名詞句でなければならないんです。 そう、未知の対象に「は」を使うことは出来なくて、特定名詞として扱われているか、もしくは、そこまでの文脈によって読み手に認知されていないと「は」という係助詞は使用できないんですね。 無題文に見られる未知の指示対象には「が」が使用されます

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    santa-baking 2023/08/14
    これまであまり「は」と「が」の使い分けを意識しませんでした。読んでいて、しっくりくる方、低度で。有題文と無題文、勉強になります。(''◇'')ゞ
  • 文章表現 それは究極の自問自答  パラグラフとトピックセンテンス - 京都案内  こうへいブログ  

    いつ改行すればいいのか 文章表現の入門書として空前の大ヒットとなった多勝一(著)「日語の作文技術」。 その第7章では、文章のなかにおける「段落」の質とは一体何なのかということが、田さん独自の視点で解き明かされています。 「段落」とは、つまり、改行+1字下げ、という区切り符号で認識することのできる、文のまとまりですね。 長い文章の場合、それこそ、どこかに区切りが示されていないと、読み手としては文字を追いかけるのが大変なので、どこかの区切りで短い単位として分断することにより、文内部の構造を視覚的にわかりやすく示すということが行われるわけです。 ただ、「ずいぶん文が長くなってしまったので、そろそろ改行しようか」などという改行は、決して、してはいけないのでしょう。 そう、あくまでも段落というのはひとつのまとまった思想表現の単位でなければならないのです。 多さんによると、ひとつの長い文章論

    文章表現 それは究極の自問自答  パラグラフとトピックセンテンス - 京都案内  こうへいブログ  
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    santa-baking 2023/08/02
    私は、研究論文や契約書のような文書に携わることがあっても、文学的な文章のセンスはありません。もっと小説等の本を読んでいればと、この齢になって思い知らされています。(~_~)