3月3日は『桃の節句』。女子の健やかな成長を願う日ですね。 起源はよく分かっていないそうですが、アジアの諸民族が同様の祭をするそうです。 各民族に共通しているのは「桃」を神聖な食べ物とし、歌い踊り、野遊びをし、 甘いものを食べ、甘い飲み物を飲み、女子の健やかな成長を願うこと。 その情景は「桃源郷(シャングリラ)」の様子を表しているとも言われます。 そういえば『西遊記』の孫悟空も天界の桃を食べて不老不死になりましたよね。 リー族(中国南部)の女性 チワン族(中国・ヴェトナム)の女性 トゥチャ族・ミャオ族・ペー族の女性 花モン族(ヴェトナム)の女性 日本でも『古事記』『日本書紀』に、不思議な桃の話が出てきます。 伊弉諾尊(イザナギノミコト)が黄泉醜女(ヨモツシコメ)の黄泉軍に追いかけられた際、 桃の実を投げつけて難を逃れたという話。 シャングリラの桃には、邪気を
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