シリアの内戦を逃れて日本で生活しているシリア人のうち、30代の男性について日本政府は難民として認定しないまま、家族の日本への呼び寄せを認める異例の措置を取りました。 専門家はシリア難民の受け入れが国際的な課題となるなか、大きな1歩と評価しています。 シリアではイスラム過激派組織「イスラム国」などによる戦闘で国外に300万人以上のシリア人が逃れており、難民の受け入れが国際的な課題となっています。 このうち、日本ではシリア人50人以上が難民申請を法務省に行いましたが、いずれも難民としては認定されず、特別な在留資格で日本に滞在しています。 これまで難民認定がないため、彼らの家族の日本への呼び寄せはできませんでしたが、日本政府は今回、難民認定がないシリア人に初めて呼び寄せを認めたことが支援団体などへの取材で分かりました。日本政府はイラクで暮らすこの男性の家族にすでにビザを発給しており、男性と家族は
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