日本国籍を持つ日本の人が、生まれてから死ぬまで日本で暮らしていたら、日本の中で暮らす外国人の様子やその教育に関する問題なんて、あまり感心を持ちませんよね。 それでも、地域によっては日常的に外国人と出会ったり、見かけたり、話したりする機会が増えているのが実状だと思います。私の行動範囲にも、たくさんいます。カレー屋さんのパキスタン人。盛り場で客引きをする中国人・韓国人・タイ人。ちょっと前だと、上野に中東系の人たちがたくさんいました。帰化していない在日の友人も、国籍上は外国人ですね。 外国人が日本で働きながら暮らせば、子どもを同伴する人もいれば、子どもを生む人もいる。その子どもが成長すれば、日本の子どもと同様、学校に通って「当然」……。 いえいえ、けっしてそんなことはありません。学校にいきたくても、いける学校がない子ども。いける学校はあるけれど、その学校は本国がどこかによって、文科省から差別的な