「不道徳」な星の下に生まれついた私たちへ - ohnosakiko’s blog エントリの書き方忘れちゃったにゃー。 ま、簡単に。 1 私たちは皆、自然状態の無軌道な欲求の表出をコントロールするべく、社会から道徳や規範をインストールされるのだ。 たぶんこれは間違い。 例えばチンパンジーはきわめて政治的かつ「倫理的」な生き物ですにゃ。 僕たちの倫理性は、ある程度は先天的なものだけれど、環境に大きく左右される、あたりが正解ではにゃーかと。このあたりに興味のある向きは、フランス ドゥ・ヴァールの一連の著作(特に「政治をするサル」「利己的なサル、他人を思いやるサル」あたり)をおすすめしておきますにゃ。 「攻撃性は人間の本性に由来するものである。」 「サドにとって自然に帰るとは、暴力と肉欲を押さえている歯止めを取り払うことにほかならない。私も同意見だ。社会が悪いのではない。社会は犯罪を抑止する力な
「東京都青少年の健全な育成に関する条例改正案 質問回答集」の作成について 平成22年4月26日 青少年・治安対策本部 現在、都議会で継続審査中の東京都青少年健全育成条例改正案のうち、特に問い合わせが多かった「子供に対する強姦シーン等を描いた漫画などを子供に売らない取組」について、都民の方々のご理解を頂くため、わかりやすい質問回答集を作成しましたので、お知らせします。 主な質問例 漫画やアニメなどの創作物の規制は、「表現の自由」を侵害するのではないですか。また、漫画家など、制作者の創作活動を萎縮させることになりませんか。 「非実在青少年」とは何ですか。 18歳未満の登場人物の性的描写であれば、全て規制対象になるのですか。 「非実在青少年」のパンチラや、おっぱいやお尻が見えるシーン、裸のシーン、入浴シーンやシャワーシーンがある漫画は、全て規制されるのですか。 東京都だけが新たに「青少年の性行
東京都青少年健全育成条例について基礎ゼミの発表がある。 「表現に対する法的規制」というものについて私は原理的に反対である。 ふつうは「表現の自由」という大義名分が立てられるけれど、それ以前に、私はここで言われる「有害な表現」という概念そのものがうまく理解できないからである。 まず原理的なことを確認しておきたい。 それは表現そのものに「有害性」というものはないということである。 それ自体有害であるような表現というものはこの世に存在しない。 マリアナ海溝の奥底の岩や、ゴビ砂漠の砂丘に、あるいは何光年か地球から隔たった星の洞窟の壁にどのようなエロティックな図画が描かれていようと、どれほど残酷な描写が刻まれていようと、それはいかなる有害性も発揮することができない。 「有害」なのはモノではなく、「有害な行為」をなす人間だからである。 全米ライフル協会は「銃が人を殺すのではない、人が人を殺すのだ」と主
アニメーション今風に言うとユイ無双回、日向消滅フラグ回避ーだったんですけど、どうもね。3話で岩沢が消えてしまって、とりわけ寂しく思っているのはガルデモのメンバーとユイの筈。ユイは熱狂的ファンを自称していたし、誰よりも落ち込んでいるのかと思いきや、陰り一つ見せないハイテンション。裏に潜む寂しさを隠すために敢えてそうしているのか――とも思えますが、4話特別OPから少しばかり考えてみます。まあ、不意打ち感の演出が最高の狙いだったのかもしれませんけど。ユイ自身、ストリートライブをやっていたと言い、現にファンの子まで居る。ガルデモのメンバーの事を語った時も、岩沢さんが〜と憧憬の念を隠そうともしなかった。OPにもそれらしき映像があり、岩沢のギター、応援している姿、全て映されている。麻枝氏は「OPは天使の歌」と言っており、事実通常OPは天使のピアノ、意味深な歌詞が素晴らしいのですが、天使の代わりにユイで
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