どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 口蹄疫復興宝くじが15日、発売されました。ところが売れ行き不振。宮崎県知事が18日の定例記者会見で「このままでは消化率が50%に届かない」と発言し、危機感を募らせていると新聞が伝えています。 読売新聞 毎日新聞 1年前にはあれほどの大騒ぎだったのに、口蹄疫が話題に上ることは少なくなりました。私も昨夏、宮崎を訪れて取材して以来、宮崎へ行っていません。 口蹄疫の取材を通して、現在の日本農業の課題を私なりに感じ、雑誌や日本リスク研究学会等で発表しました。その中の一つに、生産者への情報伝達の問題がありました。口蹄疫の感染性の高さ、リス
最近のピングドラムが残念すぎる、いや最近に限った話ではないのかもしれないけど。思い浮かぶ例でいえば、回想の使い方の下手さが真っ先に思い浮かぶのだが、それ以外にも(意図的行っているのだろうが)各話ごとの繋がりが希薄だったり、視点が苹果と晶馬を行ったり来たりしているので、その結果ブレブレだったりと、とにかく思い浮かぶのはダメな点ばかりが多い。しかし見方を変えればこれすらも意図した演出の可能性がある。結論から言えば無意味さ、虚無感などの何もなさなのだが、何故そうなるのか順に説明していこう。 その理由を三つあげると、ひとつめは上記で挙げた各話ごとの繋がりの薄さ、ふたつめは記号的な表現の多用で、みっつめは苹果の妄想話に相当な話数を注ぎ込んだことで、順に詳細を書いていく。 各話ごとの繋がりの薄さは、前後の繋がりを希薄にして連続性を無くしその一話のみに視点を限定する。 記号的な表現の多用は、記号は前後の
今日は東京で輪るピングドラム第15話が放映されまして、いやはや……僕がアニメに求めているものの全てが凝縮されたような、そんな感覚を覚えました。画面全体がケレン味で満ち溢れていて、もう何回も笑ったりハラハラさせられたりするにも関わらず、しかしストーリーではとても重い、骨太な話題を扱ってしっかりと視聴者に考えさせる。そして最後には感動が押し寄せ、それまで単なる脇役だったような時籠ゆりというキャラクターに、心から感情移入し応援したくなってしまう。30分という時間においてここまで人の心を楽しませ、考えさせ、そして揺るがす。これはまさに「アニメ」という自由な表現形態だからこそ出来るものだと、そう確信するわけです。 ところが、こんなまわピンという傑作に対し、一方では「なんか残念だよ」と言うアンチも居るわけです。 ピングドラムにおける無意味さを表す三つの要素、及び残念な理由について - TinyRain
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