東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県大船渡市の県立大船渡高校で17日、卒業生でJリーグ1部鹿島の小笠原満男(33)らが地元の小中学生と親善試合を行い、交流を深めた。 日本代表の内田篤人(24)、吉田麻也(23)も参加し、晴天の下、プロのプレーを一目見ようと300人が駆けつけ、会場は熱気に包まれた。 小笠原が「みんなで楽しみましょう」と笑顔であいさつ。試合では各選手が強烈なシュートを放つたびに、子どもたちから歓声が上がった。 校庭に仮設住宅が建設され、学校の中庭でサッカーの練習をしているという市立大船渡中3年崎山敬仁君(14)は「やっぱりかっこよかった。小笠原みたいになりたい」と声を弾ませた。 小笠原と大船渡高校の同級生は、被災地にグラウンドを整備するための法人を今月中に立ち上げる予定で、2千万円以上の募金を集めたいとしている。(共同)
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