前に、苦難の英新聞業界の新しい生き方に関して書いたが、新聞協会報の7月29日付けに、もう少し系統立ててまとめてみた。 すぐに現在の新聞業態がなくなるというわけでは決してないのだが、「今のままではだめだ」という結論は常識となっており、そのためにはどうするかのアイデアがずい分出ている。今が非常におもしろい時期に来ているのかもしれない。 英紙の新しい収益モデル論議 少人数で専門性高めるべき ―ネット収入の改善が課題 広告収入の減少と発行部数の下落が慢性化する英新聞界で、新たなビジネス・モデル形成への模索が続く。かつての悲観論は具体的な打開策を提言する前向きの議論に変わりつつある。その議論は高品質化・専門化、インターネット広告の収益を改善する一方、製作の外注化や組織の徹底的なスリム化を図る方向に修練される流れに収れんされつつある。 ―非営利組織の運営も 現状打開に向け、これまでの新聞社のあり方を変
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