「あるある」について、少し補足しておく。民放の番組がくだらない原因は、視聴者がくだらない番組を求めるからだが、もう一つの原因は制作能力の低さにある。私も昔、NHKをやめたあと、民放の仕事をしたことがあるが、民放の(というかフリーの)ディレクターの原稿が、てにをはもできていないことに驚いた。発想も構成も幼稚で、事実関係の裏も取れない。NHKでいえば、地方局にいる3年生ぐらいの水準だ。 これは前にも書いたように、民放が番組を丸投げし、下請けプロダクションの雇用が流動化しているため、ノウハウが蓄積しないことが原因だと思う。日経ITproに松原友夫氏の「日本のソフトウェア産業、衰退の真因」という記事が出ているが、これを「コンテンツ」と入れ替えても、ほとんど同じことがいえる。 下請けプロダクションも、フリーディレクターの人材派遣業にすぎない。彼らは月単位で入れ替わるので、系統的な教育もできない。
「Rubyがプログラマに受け入れられたのは“感性”の部分」。2007年4月6日,2007年(第17回)日経BP技術賞の表彰式が行われ,「プログラミング言語Ruby」の開発で大賞を受賞したまつもとゆきひろ氏が受賞のあいさつを行った。 審査委員長の田中昭二氏(国際超電導産業技術研究センター副理事長)によると,今回の日経BP技術賞の特徴は,ソフトウエアが初めて大賞を受賞したことだという。「ソフトウエアはITの中核であるにもかかわらず,これまで日本では世界に普及するようなソフトウエアが生まれてこなかった。Rubyは日本発の立派なソフトウエアであり,Web 2.0時代の定番言語だ。我々はまつもと氏に感謝しなければならない」と田中氏は語った。 まつもと氏はあいさつの冒頭で,今回の大賞が「初の個人受賞」「初のオープンソース・ソフトウエアの受賞」「1993年から14年間も開発されてきた古い技術の受賞」と異
スパムサイトを運営していると、何故か「class=l」というキーワードを付けられて検索されることがある。 というか、これを見て欲しい。 動的にページを生成しているサイトだ。みんな class=l にやられている。 原因が見えてきたのでちょっと紹介しておく。 こちらの実験サイトに class=l が初めてやってきたのは Become のクローラーだった。 Become のクローラーはご丁寧にもリファラを送ってくる。 みてみると、このサイトに行き着いた。 下の方に「ランダムリンク」というのがあり、ここでの URL 指定が間違っている。class=l というのを URL につけてしまっている。 さて、SEO に詳しい人なら(?)class=l でピンとくるものがある。そう、Google の検索結果だ。 Google の検索結果では、A タグの中に class=l というクラス指定がされている。
Microsoftが、同社の最新OS「Windows Vista」の宣伝手法をめぐり提訴されている。 ワシントン州シアトルで提起されたこの訴訟は、実際にはVistaの機能を十分に稼働することができないにもかかわらず、Microsoftがそのシステムを「Vista Capable」マシンとして宣伝している、と主張している。訴状では、Vista関連のこうしたマーケティング手法は故意に見込み客の誤解を招こうとするものだと述べている。 判決は、マシンを「Vista Capable」とする環境の正確な定義によって決まることになる。 Microsoftでは、Vistaの核となる多くの機能が動作しない「Vista Home Basic」だけ運用可能なシステムには「Vista Capable」ロゴの使用をPCベンダー各社に認めている。本訴訟は、Vistaを売り込む対象者全員がシステム要件を理解しているとM
米Googleは4月26日、Googleに効率よくサイトを巡回してもらうためのツール「Google Sitemaps」を刷新した。ユーザーのフィードバックを受けてインタフェースを改善したほか、幾つかの新機能を追加した。 新たなSitemapsでは、Googleのポリシーに違反したためにWebサイトが検索インデックスから削除された(いわゆる「Google八分」)場合に、Summaryページでその旨がサイトオーナーに通知される。 サイトオーナーはGoogleのWebマスターガイドラインに従ってサイトを修正した後で、フォームを使って検索インデックスへの復帰を要求できる。 また、これまではSitemapsを利用するには、XMLのサイトマップを作成してWebサーバに置いておく必要があったが、ルートページにMETAタグを置く方法も使えるようになった。「Verify」リンクをクリックして「Add a M
携帯電話やスマートフォン、ノートPCなどの使用率が高まるにつれ、プライベートと仕事の境界があいまいになっている――米Yahoo! Hotjobsが4月5日、報告した。 調査は、ワイヤレス機器を使用する、企業で働く900人以上を対象にオンラインで実施。回答者の65%は男性、35%は女性だった。 Yahoo!によると、回答者の75%は仕事でもプライベートでも同じくらい携帯機器を使用すると答えた。仕事から離れれば携帯機器はまったく使わないのはわずか8%で、就寝時以外は肌身離さず持っている人が27%に上った。 また61%は、携帯機器が自由な時間を増やしてくれていると感じている。65%はオフィス以外の場所で働くなど、より柔軟なスケジュールを実現させてくれると答えた。48%は家族や友人と過ごす時間を増やすとし、70%は生産性が向上したと答えている。 しかしその一方で、26%は携帯機器があるために、会社
NTTレゾナントは4月5日、ポータルサイト「goo」上に開設した実験サイト「gooラボ」において、新しい検索サービスのユーザーインターフェースを公開した。ユーザーの反応を得るのが狙いで、gooの検索サービスの強化へとつなげる。 第1弾として5日に公開されたのは、検索結果をページ分割せず、スクロールで一覧表示する「スクロール検索」。検索結果を順次読み込み、ユーザーがページを切り替えなくてもスクロールするだけで最大1000件の検索結果を見られるようにする。NTTレゾナントによれば、検索結果を動的に表示する取り組みは、国内ポータルサイトでは初という。 4月中には、第2弾として複数の検索結果をブラウザ上に自由に配置できる検索機能「goo-mix検索」を提供する。gooが提供するウェブ検索、画像検索、動画検索、ブログ検索、教えて!goo検索の結果を、ユーザーがブラウザ上で自由に配置できる。 いずれも
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