「失われた四半世紀」などと言われている日本だが、初等中等教育に限ってはその限りではなく、引き続きそれなりの位置をキープしている。 2011年の国際学力調査TIMSSにおいて、中2数学では日本は570点で42地域中5位(1位は韓国の613点。米国は509点で9位)、中2理科では日本は558点で同4位(1位はシンガポールの590点。米国は525点で10位)である。 生徒の勤勉さ、質の高い教材、教員の知識水準が比較的高いこと、などは引き続き日本が誇れることだ。特に難関中学や一流国立大の入試に見られるように、日本が考える力を重視した教育をしていることは特筆すべき点であり、専門知識に基づいた仕事の分業が十分に進んでいない日本社会の欠点をある程度補っていることは間違いない。 一方の米国では、じっくりと積み重ねが必要な数学や科学、工学等の分野で人材が不足しており、外国人労働者や移民に頼っているのは周知の
ドラえもんや鉄腕アトムのような、人間と自然に会話ができる人工知能は本当に生まれるのか――。NTTで人工知能による雑談対話を研究している東中竜一郎さんに聞く本インタビュー。本記事(中編)では、人間らしい自然なコミュニケーションを実現するために必要な“要件”について聞いていく。 前編はこちら→人工知能と人が、本当の意味で“話せる”ようになる日 NTTで人工知能による雑談対話を研究している(前回の記事を参照)東中竜一郎さんは、1年ほど前に、芸能人のマツコ・デラックスさんに似せたロボット「マツコロイド」に雑談機能を組み込み、テレビ番組でマツコさんと雑談をさせたことがあるが、うまくいかなかったという。独身のマツコさんに対して、マツコロイドが“夫婦”に関する話題を振り続けてしまい、気まずい雰囲気が流れてしまったのだ(番組的には笑いが起きて盛り上がったが)。 「マツコロイドについても、ブログなどのデータ
人工知能と人が、本当の意味で“話せる”ようになる日:【総力特集】人とAIの共存で進化する「おもてなし」(1/4 ページ) 昨今「Watson」や「りんな」など、人間と会話ができる人工知能が注目を集めている。しかし、これらは人間の心を理解してコミュニケーションを取っているかというと、そうではない。いつか本当に人工知能と人が心を通わせるような時代は来るのか。人間と雑談できる対話システムを開発し続ける第一人者に話を聞いた。 人工知能(AI)が「必要なものはこれですか」とオススメしてくれる世界が、近い将来、実現するかもしれない。人間をはるかに超える学習能力を持った人工知能が、私たちの思考の一歩先を読み、意思を持った人間のように私たちを“もてなして”くれる世界が目の前に迫っているのだ。 人工知能というと、最近はマイクロソフトが開発している女子高生AI「りんな」や、CMが話題を呼んだIBMのコグニティ
アマゾン・ドット・コムが提供するクラウドサービス「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」が急成長を続けている。ショッピング事業を基幹とするアマゾンの全体収益への影響度も高まっており、もはや屋台骨を支える事業と言ってもいい(決算数字については12月2日の記事を参照)。 しかし、である。そもそもシステム設計やプログラミングなどに関わっていないほとんどの読者にとっては、「AWSとは何なのかよくわからない」というのが正直な感想ではないだろうか。年に1回、米ラスベガスで行う開発者会議「re:Invent」(11月30日~12月1日)では「人工知能サービス」を発表したが、なぜクラウド事業者が人工知能に乗り出すのか、理解するのは簡単ではないだろう。 AWSとは膨大なサービスの総称 そもそも、AWSとは1つのサービスの名前ではなく、莫大な数のサービスの総称だ(英語では「Amazon Web Service
A popular visual representation of survivorship bias. This diagram shows where returning WW2-era planes were hit. Suggesting that the red clusters should be reinforced exemplifies survivorship bias, as only the planes that didn't crash were analyzed. Survivorship bias or survival bias is the logical error of concentrating on entities that passed a selection process while overlooking those that did
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く