株式会社フィックスターズは、PS3に搭載されたCellの演算能力を使用する、PC用の音響測定ソフト「RT-IR01」を8月20日より発売する。ダウンロードのみで販売され、価格は207,900円。なお、先着100ライセンスまでは半額の103,950円となる。対応OSはWindows XP/Vista。 室内の音響伝達特性(インパルス応答)を、最大8chでリアルタイム測定できるソフト。FFT(高速フーリエ変換)など負荷の高い処理を、PS3のCellで行なうことにより、リアルタイムでの測定を可能にした。カーオーディオメーカーやスタジオ、映画館などでの利用を想定するほか、個人のオーディオルームにおける音場チューニング用途の販売も見込む。 FFTアナライザを用いた一般的な周波数振幅特性では、時間情報までは測定できず、反射音やチャンネルごとの到達時間差までは観測できなかったが、今回のソフトでは時間
SIGGRAPH 2007の一般展示セクションのレポートの後編では、Cellプロセッサ関連の話題を中心にお届けする。 SONYブース〜PS3のようでPS3じゃないCellプロセッサ+RSXの1Uラックマウント型ワークステーション/サーバー ソニーは、ソニー/東芝/IBMの三社で開発したマルチコアCPU「Cellプロセッサ(Cell Broadband Engine)」と、NVIDIA設計のグラフィックスプロセッサ「RSX」を搭載した1Uタイプのワークステーション/サーバーの試作品を公開した(本稿では便宜上Cell+RSX-1Uと呼称する)。 Cellプロセッサ(Cell Broadband Engine) Cellプロセッサ搭載のワークステーションやコンピューティングボードについては、後述のMERCURY COMPUTER SYSTEMSや東芝などから発表されたことがあったが、Ce
株式会社フィックスターズがPLAYSTATION3を利用する音響測定ソフト、RT-IR01を発売開始しました。価格は207,900円ですが、先着100ライセンスまで103,950円で買えるそうです。音響測定の為の演算をLinuxのブータブルCDで起動したPS3で行い、測定結果の表示はEthernetで接続されたPCで行うそうです。Cellの演算性能を扱う事で、高価な専用機に頼らずとも、音響伝達特性を最大8chまでリアルタイムに測定できるのが特徴の様です。 このソフト自体は必要な人は少ないかなと思いますが、PS3の使い道は色々あると思います。マイコミジャーナルのPS3で自作ゲームを配布する - 独自LinuxブータブルCDの制作という記事や、フィックスターズが公開している、PS3 Linux Information Siteから辿れる各種文書も参考になると思います。なにかアイデアがある方は上
フィックスターズは20日、リアルタイム音響測定ソフト「RT-IR01」の発売を発表した。動作環境はWindows XP / Vista、別途ハードウェアとしてPLAYSTATION 3(PS3)とオーディオインタフェースが必要。価格は207,900円、同社Webサイトでダウンロード販売される。 同社が独自に開発したRT-IR01は、PS3に搭載されたマルチコアプロセッサ「Cell」の演算能力を活用、音響伝達特性を最大8チャンネルまでリアルタイムに測定できる性能を持つ。周波数位相特性や遅延時間、残響時間といった、従来のFFTアナライザを用いる方法では対応困難なテストも可能になる。用途としては、音響特性を確認しながらのカーオーディオのチューニング、スタジオやホールでのスピーカ位置や床・壁素材の調整などが挙げられている。 RT-IR01は、Ethernetクロスケーブルで接続することによりW
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