「VTuberはアバターで活動しているため、そのキャラクターデザインを用いたグッズ販売などのIPライセンスビジネスの展開が見られる。また、VTuberは純粋なアニメキャラクターではなく、演者(中の人)のオリジナリティーを反映したキャラクターを形作っていくという特性もあり、その人らしい『生の声』で情報発信するインフルエンサーとして、企業とのタイアップ広告などでの活躍も期待される」(矢野経済研究所) 22年以降、VTuber事務所を運営するANYCOLOR(東京都港区)やカバー(東京都中央区)などがグロース市場に上場している。また、海外からの人気も高く、大手事務所を中心に海外でVTuber事務所を設立する動きもある。これらから同研究所は「VTuberは新興コンテンツとしての地位を確立してきている」と指摘している。 関連記事 “身体の治療”で休止中だったVTuberに違反行為発覚、契約解除に V