愛知県の観光客は8年間で4割増愛知県の2019年の観光入込客数が前年比5%アップの1億1854万人と、統計開始以来過去最多を記録しました。統計開始当初の2011年の8433万人と比べると、8年間で約40%の伸長となります。 県庁所在地である名古屋市の調査では「行きたくない街No1」とされながら、地域全体の来訪者は着実に上向きに推移していました。一般には「愛知=名古屋(圏)」のイメージが定着していて、愛知県の観光客が増えているということは、すなわち中心である名古屋も同様の傾向にあることは間違いありません。人気がないと言われながらも訪れる人は増えている。この風評と実態のギャップは一体どういうことなのでしょう? 名古屋市のアンケート調査が招いた「名古屋=魅力がない」名古屋が「魅力がない街」「行きたくない街」全国ワーストの汚名を着せられることになったのは、名古屋市が2016・18年に行った「都市ブ