滑り出しのソフトバンクから西武、さらにロッテに2勝1敗と勝ち越した。交流戦Vかなんて声が出たけど、終わってみれば一つ負け越しのこの結果、ちょっと残念だ。 オリックス、楽天にそれぞれ3タテを食らって6連敗……これが痛かったし、こんなことじゃあダメだ。 ことに楽天戦は初戦で抑えのアルベルト・バルドナードが四球連発からサヨナラ打を浴びて、今季初の1試合3本塁打がフイになった。そうかと思えば、翌日先発した堀田賢慎が1回、わずか12球で自己ワーストに並ぶ5失点、3戦目は3併殺を喫するなど今季11度目の完封負けだ。 ますます監督の信頼を失う 確かに楽天には勢いがあった。あったけど、総じていまの巨人の戦い方を見ているとイライラしてくる。 走者が出ると判で押したように送りバントのサインだ。打者にプレッシャーがかかる、萎縮する。相手チームも分かっている。時には思い切ってバスターやヒットエンドランで揺さぶって