都内の大手広告代理店で働く東松寛文さんは、週末に世界中を旅する「リーマントラベラー」として旅の魅力をSNS(ネット交流サービス)などで発信し、人気を集めています。かつては典型的な「会社人間」だったという東松さん。そんな生き方を一変させた旅の魅力と、最終的な夢とは――。【岩本桜】 ――リーマントラベラーとして活動するようになった経緯を教えてください。 元々はただのサラリーマンで、旅すら興味がなかったんです。社会人3年目に、終電で帰っている時に米プロバスケットボールNBAの試合結果をネットで見ていたら、7000円くらいでチケットが買えると知りました。当時は超激務で休みを取ることすらままならなかったので、手元にあるだけで宝物になると思ってチケットを買いました。でもチケットが届くと、「使わないのはチケットが可哀そうだ」と思うようになりました。 当時は休むことが良いことだと思っていなかったし、会社で
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