円安の影響で燃料価格が高騰するなか、北海道の近海でスルメイカ漁が解禁され、函館市などからイカ釣り船が出港しました。 このうち函館市の函館漁港では、19隻の小型イカ釣り船が、漁の準備を整えて午前中に出港しました。 イカ漁では、イカをおびき寄せるために使う集魚灯に多くの燃料を費やします。 しかし円安の影響で、燃料となるA重油の標準価格は、水産庁のまとめによりますと、先月1日時点で1キロリットル当たり9万4800円と、円安が進む前の去年11月から比べると8000円以上、値上がりしています。 2日の初出漁は、漁船の燃料を少しでも節約するためスピードを抑えて漁場に向かおうと、いつもの年より1時間以上早めての出港となりました。 漁業者からは、「漁の解禁ということで期待と不安がある。イカがどれぐらい取れるのか行ってみないと分からないが、赤字も覚悟している」といった声が聞かれました。 出港した船は松前沖で
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