ことし東海道新幹線の車内で乗客が襲われる事件が起きたことを受けて、JR北海道は、北海道新幹線に防護用の盾などを新たに配備し防犯態勢を強化することになりました。 新幹線をめぐっては、放火や、乗客が切りつけられて死亡するなどの事件が起きていて、車内の安全対策が課題となっています。 こうした中、JR北海道は、北海道新幹線の防犯態勢を強化しようと専用の用具を配備することになりました。 配備するのは、防護用の盾や、刃物から身を守るベスト、また催涙スプレーや、強い光を放って行動を抑制する小型のライトなどで、順次車内の運転室や車掌室に配備します。 また、こうした用具を使いこなせるよう社員向けの訓練も行うことにしています。 国は来年4月から、新幹線も含め、JR各社と私鉄各社のすべての列車を対象に、適切に包装されていない刃物の持ち込みを禁止することにしていて、2020年東京オリンピック・パラリンピックを控え