スルメイカが旬を迎えている。イカの消費量は40年間、魚介類の中でベスト3位をキープしているが、スルメイカはその8割を占める。スーパーなどでもさばいてくれるので調理の難しさはないのだが、新鮮なものの見分け方、固くならない天ぷらの揚げ方、口当たりのいいイカ刺しの作り方にはちょっとしたコツがあった。 その調理法間違い!せっかくのおいしさが台無しです ☆新鮮なイカは赤い スルメイカは海中で泳いでいるときは透明に近いが、外に取り出されると赤茶色に変わる。しかし、48時間以上たつと白っぽく濁ってくる。函館漁協入舟部食堂の鈴木真理子さんは「透き通った赤茶色なら新鮮です。赤い奴が美味いよ」という。 ☆イカ刺しは縦切り 函館ではイカの身にそって縦に切るのが当たり前だ。歯ごたえがいいだけでなく、身がピンとして見た目もきれいだからだ。横に切ると丸まってしまう。 ☆天ぷら揚げ時間は20秒 イカの天ぷらが固くなって