東京都渋谷区は2013年12月26日、区の総合庁舎と庁舎に隣接する渋谷公会堂の建て替え事業を担う民間の優先交渉権者を選定し、計画の概要を公表した。敷地の一部に定期借地権を設定して、デベロッパーが37階建ての高層マンションを建設。区は民間から受け取る定期借地の権利金を充てて、庁舎と公会堂を財政負担なしで建て替える。
東京都渋谷区は2013年12月26日、区の総合庁舎と庁舎に隣接する渋谷公会堂の建て替え事業を担う民間の優先交渉権者を選定し、計画の概要を公表した。敷地の一部に定期借地権を設定して、デベロッパーが37階建ての高層マンションを建設。区は民間から受け取る定期借地の権利金を充てて、庁舎と公会堂を財政負担なしで建て替える。
この取り組みは今はまだ小さな動きだが、もしかしたら建築と社会の関係を大きく変える可能性を秘めているかもしれない──。12月7日に開催された「第4回けんちく寿プロジェクト─九州学院高等学校講堂兼礼拝堂の卒寿を祝う」を取材して、そんなことを感じた。
公共施設づくりに、地域住民を巻き込む取り組みを建築家の藤村龍至氏、工藤和美氏らが進めている。単純に意向を汲み取るワークショップではなく、建築学科の学生を動員し、段階的に大量の建築模型をつくりながら、多様な選択肢のなかから案を絞り込んでいく点が特徴だ。実施プロジェクトに適用する試みが、完成を控えている。
東京都千代田区にある旧グランドプリンスホテル赤坂の跡地で超高層ビル2棟の新築工事を進める西武プロパティーズ(埼玉県所沢市)は11月18日、敷地内で保存する「旧館」の曳き家工事を公開した。移動距離は44m。施工は大成建設が手掛けている。 写真の左手前に向かって動く旧館。床下では作業員が建物を支える「ころ棒」の盛り替えや微調整などに追われる。11月18日に撮影(写真:日経アーキテクチュア) 工事現況図。旧館(旧李王家東京邸)は11月19日までに、南東方向に44m動かす1回目の曳き家を終えた。図中の1工区は新築するオフィス・ホテル棟、2工区は住宅棟の現場をそれぞれ示す(資料:西武プロパティーズ)
郊外で空き家が増えている。放置すれば火災発生の危険もあるし、街の雰囲気も悪くなる。まばらな人口分布は行政のコスト負担増にもなる。奈良女子大の中山徹教授は、「中古住宅流通」や「空き家活用」だけでは対処しきれないと警鐘を鳴らす。
2013年9月2~5日に函館で開催された「Topical Workshop on Heterostructure Microelectronics(TWHM 2013)」に参加した(図1)。この国際会議は隔年に開催され、今年で10回目を迎える。文字通り、異種材料を用いた構造体(ヘテロ構造)のマイクロエレクトロニクスへの応用を議論する国際会議である。今回の参加者は135名であり、コンパクトにまとまった国際会議といえる。多くは化合物半導体、特にGaAsやGaNを用いた高速RF素子やパワー半導体への応用を見据えた議論に充てられていた。 GaN-on-Siのパワー素子への応用は間違いなく花開こうとしているが、長くSi半導体に携わってきた筆者にとって、GaN-on-Siは信頼性のモデルがまだ確立していないことが気掛かりである。すなわち、Si半導体ではバスタブ曲線モデルと加速試験の手法に従い、初期不良
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