JR北海道は2016年11月、経営の厳しさから自社単独では路線を維持できない「維持困難線区」10路線13線区(区間)を発表。関係自治体に協力を迫った。維持困難とする総延長は、現存線区の半分にも上る。人口減少が進む中、各自治体とも生活基盤である公共交通の大幅な見直しを迫られる時代を迎えた。【山下智恵】 JR室蘭線の栗山駅(栗山町)。約80センチの雪が積もる駅のホームに2両編成の列車が滑り込む。午前7時15分ごろ、通学の高校生を中心に約20人が乗り込んだ。
![北海道平成史:/6止 縮む公共交通 地方の人口減、直撃 地域維持へ対策急務 /北海道 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3df7b229795ccd713044b83f76865c4787066818/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2015%2F12%2F18%2F20151218hrc00m010001000q%2F9.jpg%3F2)
JR北海道は2016年11月、経営の厳しさから自社単独では路線を維持できない「維持困難線区」10路線13線区(区間)を発表。関係自治体に協力を迫った。維持困難とする総延長は、現存線区の半分にも上る。人口減少が進む中、各自治体とも生活基盤である公共交通の大幅な見直しを迫られる時代を迎えた。【山下智恵】 JR室蘭線の栗山駅(栗山町)。約80センチの雪が積もる駅のホームに2両編成の列車が滑り込む。午前7時15分ごろ、通学の高校生を中心に約20人が乗り込んだ。
江戸時代末期に国産として初めてストーブが製造された北海道函館市で25日、復元された国産第1号ストーブへの恒例の火入れ式が催され、市民ら約40人が昔懐かしい暖かさを楽しんだ。 国産第1号ストーブは1856(安政3)年、五稜郭の設計・築城でも知られる武田斐三郎の指導の下、外国船のストーブを基に製造。同年1…
初代野球殿堂入りの名捕手で、盛岡市ゆかりの久慈次郎(1898~1939年)の生涯を、国内外での取材でたどったドキュメンタリー番組「久慈次郎、ベーブ・ルース、大谷翔平~太平洋の橋となった野球人」が12月1日午後2時から、岩手めんこいテレビで放送される。今年は、奥州市出身の大谷翔平選手が米大リーグに挑戦し、投打の「二刀流」による活躍は、たびたび伝説の名選手、ベーブ・ルースとも比較されるなど脚光を浴びた。一方、今年は久慈の生誕120年にも当たる。1世紀の時を超え、3人を結ぶ不思議な縁とは?【佐藤慶】 青森市生まれの久慈は、旧制盛岡中(現盛岡一高)、早稲田大を経て社会人野球の函館太洋倶楽部に入団。強肩強打の捕手として活躍したが、試合中にけん制球が頭に当たり死去した。久慈の功績をたたえ、都市対抗野球大会では敢闘精神あふれる選手に与える「久慈賞」が設けられている。
来年1月末で閉店する函館市の老舗百貨店・棒二森屋を運営するイオン傘下の「中合」(福島市)が、アネックス館の閉鎖を3年程度延期する方向で検討していることが22日、函館市などへの取材で分かった。ただ中合側は「1月末での営業終了に変わりはない」としており、テナントビルとして活用し運営にも携わらない考えという。 市商業振興課によると、21日に中合の黒崎浩一社長が市役所を訪れ「地元から要望があり、それを踏まえて中合として協力できることはないか検討している」と述べた。テナントとの交渉などさまざまな作業を進めていることを明らかにしたが、テナントビルとしての規模などについては「調整中」とするにとどまったという。
掬星台から見下ろす神戸の夜景=神戸市灘区摩耶山町の掬星台で2017年4月19日午後9時10分、黒川優撮影 長崎市、札幌市に次ぐ3位から転落 一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」(埼玉県新座市)が先月発表した「日本新三大夜景都市」から、神戸市が「転落」した。初回(2015年)の認定では長崎市、札幌市に次ぐ3位だったが、2回目は北九州市に抜かれて4位に後退。神戸市の担当者は「一般的には神戸、長崎、函館が三大夜景。魅力をアピールし、観光客を呼び込みたい」と動じていない。 新三大夜景は、同法人認定の夜景鑑賞士約5500人へのウェブアンケートで決まり、3年に1度選び直す。スポットの数、観光への取り組みなどを総合評価。神戸市は15年の認定では、山からのパノラマ、神戸ハーバーランドなどの湾岸夜景、異人館街のライトアップ、神戸ルミナリエの開催などが高く評価されて3位だった。しかし前回5位だっ
JRの来年春のダイヤ改正で、北海道新幹線(新青森-新函館北斗)の所要時間が4分短縮され、東京-新函館北斗間が4時間を切り、最短で3時間58分となることが20日、JR関係者への取材で分かった。青函トンネルの最高時速を現行の140キロから160キロに引き上げても、安全性に問題がないことが確認され、北海道新幹線が2016年3月に開業して以降、課題となっていた「4時間切り」が実現する。 旅行業界では、新幹線の乗車時間が4時間を超えると、航空機の利用者の方が多くなるとされ「4時間の壁」と呼ばれる。北海道新幹線は、開業当初のブームが一段落した後、乗客が減少し、17年度は98億円の営業赤字となっている。JR北海道は、4時間切りが実現することで、利用者の増加につなげたい考えだ。 この記事は有料記事です。 残り353文字(全文689文字)
北海道函館市の街並みを一望できる観光名所「函館山ロープウェイ」が18日、開業60周年を記念したイベントを開催した。通常なら大人で往復1280円のロープウエーが終日無料開放され、延べ約1万人の市民や観光客が、眼下に広がる海と街並みを堪能した。 毎年この時期に市民感謝デーを開き、無料開放しているが、節…
第41回毎日新聞杯朝野球大会(道南野球協会、毎日新聞函館店主会主催)の表彰式が4日、函館市末広町のレストラン「五島軒」で開かれ、出席した各チームの選手や監督、大会関係者たちが笑顔で今季を締めくくった。 今大会は計74チームが参加。前季の上位30チームで構成するAクラスはイマブチカーリペア、残る44チームのBクラスはジョナサンズがそれぞれ初優勝。準優勝は、Aクラスが政建設リュウチャンズ、BクラスがPrevailだった。 表彰式では、道南野球協会の草野精悦(せいえつ)会長が「今季は後半戦が雨や台風、さらに胆振東部地震による停電が影響し大変な思いをされたと思う。それでも各チームに日程変更でご協力いただき、無事終了することができた」と総括。両クラスの優勝、準優勝チームに、毎日新聞北海道支社の板垣博之総務部長から優勝旗と賞状、カップが贈呈された。【山田泰雄】
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