ユネスコの無形文化遺産に登録された和食。農林水産省によれば、その特徴は4つあるという。そのうちの一つは、「多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重」である。しかし、鯨や馬を食するなどの“多様”性に富み、踊り食いなどに代表される“新鮮”すぎる日本の食文化に、ついていけないという声も海外でたびたび上がっている。 ◆食文化と見るか、残酷と見るか 世界中のグルメを集める食のウェブサイト、『ハングリー・フォーエバー』で紹介されているのは北海道の函館で食べることができる『活いか踊り丼』。丼に盛られた新鮮なイカに醤油をかけるとその塩分に反応した筋肉の反射のせいでイカが生き返ったように動く、という名物料理である。このご当地グルメは、YouTubeや世界中の面白コンテンツを集めるUNILADでも紹介されており、UNILADのFacebookページでは「残酷だ」というコメントが当然ついている。 それに対して「ただの