Published 2018/05/05 10:00 (JST) Updated 2018/12/10 14:58 (JST) 「旅人に移住予備軍がたくさんいる」。人数や期間に限りがある移住体験の欠点を感じるようになった建築家富樫雅行(とがし・まさゆき)さん(38)や宅地建物取引士蒲生寛之(がもう・ひろゆき)さん(34)ら「箱バル不動産」(北海道函館市)のメンバーたちが、次に考えたのはゲストハウスだった。 昨年12月、大正時代につくられた旧生命保険会社の建物を改装し、アメリカンレストランやキャンドルショップが入る複合商業施設「大三坂(だいさんざか)ビルヂング」としてオープン。「町全体を暮らすように楽しんでもらう」ことを目指し、ゲストハウスを併設した。 外から来た人と住民との交流がなければ、本当の意味で町の再生にはならない。ビルの改修には地域の人も巻き込むため、約100人のサポーターを集めた
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