「偽りの原発ゼロ」には閣僚からも異論が出ていた!野田政権内部で回覧されていた「幻の脱原発ペーパー」をすっぱ抜く 野田佳彦政権の脱原発路線について、先週のコラムで「『2030年代に原発稼働ゼロ』という方針は、実は『30年に原発依存度15%』というシナリオだった」と書いた。初出は東京新聞と週刊ポストのコラムだったが、大きな反響を呼んで、その後も文化放送(「吉田照美ソコダイジナトコ」)やニッポン放送(「ザ・ボイス そこまで言うか!」)で内容を紹介した。 30年代ゼロ方針を決めた9月14日の「革新的エネルギー・環境戦略」はコラムに書いたとおり、6月29日に発表した「エネルギー・環境に関する選択肢」が下敷きになっている。そこでは30年ゼロと15%、20~25%という3つの選択肢が用意されていたが、野田政権は最終的に「30年代ゼロ=30年15%」という言葉だけの姑息なゼロ案を発表した。 このゼロ案をめ
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