「ワクチンを打って数日後、頭が急に痛くなり、同時にボーッとして授業内容がわからなくなってしまったんです。英語が理解できない。ABCはわかっても、英単語も文法も何が何だか全然わからない。『私、なんでいきなりバカになってしまったんだろう!』と泣き叫びました」 大学1年生のAさん(18)は、そう苦しみを訴える。本誌が前号で報じた子宮頸がんワクチンの被害者たちの手紙は、大きな反響を呼んでいる。その副作用は全身の麻痺だけでなく、脳機能の被害も続発していた。 2年前、Aさんは高校1年生のときにワクチンを打った。当時の彼女は国立大学の理系を志望し、卓球部でも活動する活発な女子高生だった。 「学校で『高1のうちにワクチン接種しましょう』と言われ、受けないでいると市役所から自宅に通知が来ました。それで接種したら、頭が回らなくなってしまったんです。まず忘れっぽくなりました。高2でクラス替えしたら、新しい友人の