参院がコロナ禍で本会議での「押しボタン式」の投票を休止した2020年4月以降、法案などの採決で会派や議員の賛否の記録を残していないことが分かった。可決や否決の結果はウェブサイトで公表しているが、3年半余りで採決された300超の議案のうち、全会一致を除き、誰がどんな意思表示をしたか、公式の資料に基づいた事後検証ができない状況になっている。識者は「すぐに是正すべきだ」と問題視している。(坂田奈央、我那覇圭)
参院がコロナ禍で本会議での「押しボタン式」の投票を休止した2020年4月以降、法案などの採決で会派や議員の賛否の記録を残していないことが分かった。可決や否決の結果はウェブサイトで公表しているが、3年半余りで採決された300超の議案のうち、全会一致を除き、誰がどんな意思表示をしたか、公式の資料に基づいた事後検証ができない状況になっている。識者は「すぐに是正すべきだ」と問題視している。(坂田奈央、我那覇圭)
広島市の新規採用職員研修で松井一実市長が戦前・戦中の「教育勅語」の一部を研修資料に引用していたことをめぐり、14日の市議会総務委員会で質疑があった。市は幹部を含む職員も研修資料を事前に確認していたと説明し、今後も引用を続ける考えを示した。 資料では「生きていく上での心の持ち方」という項目で教育勅語の一節を英訳と共に引用。市によると、松井氏は市長就任翌年の2012年から毎年、引用を続け、講話をしている。 質疑では、傍聴していた門田佳子市議(無党派クラブ)が「研修資料は誰もチェックをしないのか」と質問した。これに対し、阪谷幸春企画総務局長は「研修センターの職員、所長がきちんと確認している。市長の資料についても、単なる数字の確認ではなく、内容まで見ている」と答え、内容に疑義がある場合は局長にも報告があると説明。「市長の考えがおかしいと思えばきちんと議論し、結論を出して市政を進める」と話した。今後
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く