Appleは中国ユーザーのパーソナルデータの一部を、China Telecom(中国電信)が所有する中国本土のサーバに保存し始めたという。Reutersが米国時間8月15日に報じた。 Appleの声明としてReutersが報じたところでは、Appleは同社の「データセンタープロバイダーのリスト」に、中国で3番目に大きい携帯電話キャリアであるChina Telecomを追加した。Appleによれば、これはユーザーが写真、音楽、その他のデータを複数のデバイスから保存し、アクセスできる「iCloud」のサービスを改善するための決定だという。iCloudのユーザーに近い場所に保存すればデータをより迅速に届けることができ、信頼性も高まると、AppleはReutersに対して述べている。 中国本土でデータを保存するというAppleの決定は、他のテクノロジ企業の一部、特に検閲とプライバシー保護への懸念か