バイブレーターネタが、かなりうけたので、唐沢俊一の『史上最強のムダ知識』(廣済堂出版, 2007年4月)のバイブレーターネタ(p.225)も、マナイタに上げてみよう。 ちなみに、「大人のオモチャ」のバイブレーターは、もともと女性のヒステリー患者の治療器具として開発されたものである。バイブレーターの発明以前は、患者がヒステリーの発作を起こすと、専門医が患者の性器を愛撫する、という治療が行われていた。手での治療は、専門的な技量と時間が必要なため、誰でも使える器具として、1930年代に、イギリスで開発されたそうだ。 治療器具としてのバイブレーターってことだから、これの元ネタはRachel P. Mainesの『The Technology of Orgasm』(Johns Hopkins University Press, 1999)あたりだと考えられるが、だとすると唐沢俊一は元ネタをちゃんと読