東芝が北九州工場閉鎖 大分も生産縮小 2011年11月30日 22:28 カテゴリー:九州 > 福岡 社会 撤退が決まった東芝北九州工場=30日午後4時ごろ、北九州市小倉北区 東芝は30日、半導体事業の再編計画を発表した。北九州工場(北九州市小倉北区)など国内3工場を、来年度上半期中に閉鎖する。大分工場も生産を一部縮小し、海外への移管を加速させる。北九州の従業員約530人と、大分の縮小に伴う約500人の計約千人は、国内の他の生産拠点に配置転換する。1ドル=77円台前後という歴史的水準の円高を背景に、海外勢との価格競争力が低下したためとしている。 東芝の単機能半導体事業の国内拠点は、子会社の豊前東芝エレクトロニクス(福岡県豊前市)など3カ所に集約。付加価値の高い製品の製造に集中して、競争力の強化を図る。 閉鎖するのは北九州工場のほか、子会社の浜岡東芝エレクトロニクス(静岡県御前崎市)、東