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  • 新型旅客機の特番を見た - レジデント初期研修用資料

    つい最近、三菱のMRJ、次世代の新型国産旅客機を特集するテレビ番組を見た。 30分ぐらいの番組で、ドラマにしやすい、番組に仕立てやすいところを切り出して放映された結果であろうとはいえ、新型旅客機の高性能は、なんだか製造現場の大出血を前提にしているように思えて、この飛行機はたしかに、ゼロ戦の血筋を引いているんだろうと思えた。 妥協を許さない高性能は息苦しい MRJは、次世代型の最新エンジンが世界ではじめて搭載されて、さらに空気抵抗を極限までそぎ落とした設計を行うことで、従来よりもはるかに高い燃費を達成したのだという。 機体の形状を設計する際には試験を繰り返し、少しの妥協も許さなかった。妥協を許さない姿勢は製造の現場にも徹底されて、欧米の基準よりもはるかに厳しい、15ミクロンの精度が現場に要求されて、指先の感覚だけでミクロンの精度を見分ける名人的な技能者が、繊細な感覚で持ってそれを実現したのだ

    satromi
    satromi 2013/04/10
    ワンオフのハイグレードじゃトータルで勝てないという一般的な話では正解だけど、航空のように突き詰めた世界では、なんであろうと性能出したものが勝ちじゃないかな?たとえ旅客機でも性能の前にコストは消え去る。
  • 説得に必要な体積 - レジデント初期研修用資料

    誰かに何かの行動をお願いしたり、期待したりするときには、言葉の内容に気を配るよりも、その人の手元に「体積」を送るやりかたを考えたほうが、説得という成果はより近づくのではないかと思う。 ワープロとメモ書きの昔 今回出版させていただいた「内科診療ヒントブック」というは、もともとは研修医の大昔、同級生と交換したメモ書きの束だった。 有名な研修病院は、どこもその頃から独自のマニュアルを作り、いろんな出版社から販売していた。どれも使いやすくて、でもそうした何かを持っていない側としてはそれがいかにもうらやましかった。当時から、研修していた病院ではローテーション研修のシステムが組まれていたから、同級生がお互いのメモ書きを交換すると、結果として内科全科の知識を集めることができ、休みを使ってそれを全部ワープロで打ち上げた。 Win95 も発売されていなかった昔、研修医にはPCは遠すぎて、自分はずっとワー

    satromi
    satromi 2012/11/28
    この記事に書いてあること見ても、コメント欄閉ざしてオンライン上の反応(ブックマーク)を忌避する自称オピニオンリーダがろくでもないとわかる
  • 合理化が手にした利益 - レジデント初期研修用資料

    恐らくは「能力ある人を育てる仕組み」があった場所に、「既得権」と「無駄」というキーワードをぶつけると、そこが「合理化」する。合理化した帰結として、「能力ある人を育てるための教育コスト」が、「無駄を排除した利益」として、攻撃者に転がり込んでくる。 合理化はだから、短期的には間違いなく利益を生む。その代わり、教育システムが「合理化」されてしまうから、もう後続は育たない。教育システムを再建しようにも、それには「既得権」のラベルが張り付いているものだから、政治という営為が「嫉妬の最小化」を目標に行われている以上、システムが再生することはあり得ない。 昔は旦那がいた 「日一の左官職人」の昔話。 その人が若い頃には、どこの町にも「大旦那」とか「若旦那」がいて、若手の職人は、そういう人に目をかけてもらって、ある日「粋な茶室を作ってくれ。金は出す」なんて注文を受けたんだという。機会を与えられた若手は必死

    satromi
    satromi 2009/11/14
    仕分けで更に詰んだよ
  • 時が止まっていた - レジデント初期研修用資料

    NHKクローズアップ現代で、小学校教育が特集されていた。「最新」の教育手法が、 見ていてなんだか懐かしくて、その懐かしさに、ぞっとした。 紹介された「最新」技術は、自分が昔習ったやりかたに、あまりにもそっくりだったから。 昔からある最新のやりかた 学校の算数について行けない子供というのは、問題文を画像化して考えるのが難しくて、 試験問題の文章を読んでも、それがいったいどんな情景を意味しているのか、 頭の中でそれを画像化できないから、問題が解けないんだという。 ちょっと前に流行した「百ます計算」みたいなやりかたは、作業効率の上昇を狙った手法で、 あれはそれなりに問題を解ける子供が、能力をもっと伸ばすのには役に立つんだけれど、 問題解決のボトルネックが「理解」にある子供には、あんまり役に立たないらしい。 番組 で取り上げられていたのは「絵解き文章題」という手法。問題文を読んで、 それを漫画みた

    satromi
    satromi 2009/06/19
    結局のところ、受けられた教育で環境が変わるのは仕方ない
  • メイドロボットを開発するセンス - レジデント初期研修用資料

    「夢の扉」というテレビ番組に、東大でロボットを作っている研究室が取り上げられていた。 手足と頭のついた、物の「メイドロボット」作っていた。東大なのに。 シンプルな問題を複雑に解く メイドロボットは、人よりももう一回り大きなサイズで、二の腕と、車輪と頭がついている。 部屋の中にある家具をあらかじめ登録しておくことが必要で、室内の家具の位置を認識して、 ロボットアームモップを持って、部屋を掃除することができる。 部屋を掃除するロボットの動作は極めて複雑で、バックグラウンドに投入された技術はすごいのだろうけれど、 発想自体は単純。「発想」というものは、「洗濯をする機械を作る」という問題を、 「水を攪拌する機械を発明する」と言い換えることであって、 自立して動く掃除機ならば、もう何年も前に市販されていて、お掃除ロボット「ルンバ」のパチモノなら、 今はもう、ホームセンターで2 万円しない。 東大

    satromi
    satromi 2009/01/05
    今までの技術革新のように人間の生活環境をテクノロジーにあわせるか、生活環境に技術をあわせるかと言ったら後者の方がシンプルな社会になるのでは?
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