座標: 北緯45度50分0秒 東経9度2分0秒 / 北緯45.83333度 東経9.03333度 キアッソ米国債事件(きあっそべいこくさいじけん、Chiasso financial smuggling case)は、2009年6月3日スイスのティチーノ州メンドリシオ区(Mendrisio)内の、イタリアのコモと国境を接する自治体のキアッソ(Chiasso)で起こった、総額1,345億ドル(約13兆円)いう巨額の米国債が押収された事件。日本のメディアにおいてはキアッソ事件、13兆円米国債不法所持事件等と書かれることもある。 2009年6月3日イタリアとスイス国境にあるキアッソ駅を経由して、スイスへ入境しようとしていたスーツ姿の日本人2人組が、その所持品から地元キアッソ当局とイタリア財務警察(英語版、イタリア語版)(Guardia di Finanza)に拘束された。彼らが所持していた鞄に