2017.03.01 Wed Sponsored by 『SAFARING THE NIGHT / サファリング・ザ・ナイト』 人工知能をモチーフに未来を描いた、移動参加型・シェイクスピア演劇 2010年代半ばから、「シンギュラリティ(技術的特異点)」という言葉がにわかに世間を賑わせている。シンギュラリティとは、テクノロジーが爆発的に向上し、人工知能が人間を凌駕する時代、それが2045年であるという説だ。 1997年、当時のチェスの世界王者ガルリ・カスパロフにIBM社の人工知能ディープ・ブルーが勝利し、にわかにAIが人間を超えるのではという話が現実味を帯び始めた。昨年には、アルファ碁というコンピューター囲碁プログラムが韓国のプロ棋士イ・セドルを破り話題になった。そんな世間を騒がせている人工知能に劇作家・伊藤靖朗は早くから関心を寄せ、日本人工知能学会のシンポジウムにも足を運んだという。 伊藤