原作「ヒミズ」より - (C) 古谷実/講談社 18日、「行け!稲中卓球部」で知られる古谷実の人気漫画「ヒミズ」が実写映画化されることがヤングマガジン(講談社)誌上で発表された。劇場公開は2012年予定。「ヒミズ」はギャグマンガを得意とする古谷のイメージを一新するような、ギャグ要素のないシリアスな作品。メガホンを取るのは、映画『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』の鬼才・園子温。過激な暴力描写で世の中を震撼(しんかん)させてきた園監督がどのように映像化するのか、早くも注目が集まりそうだ。 2001年から週刊漫画雑誌「ヤングマガジン」(講談社)で連載され、単行本全4巻が発売されている「ヒミズ」。ギャグ漫画「行け!稲中卓球部」で爆発的人気を博した古谷実が、ギャグ一切なしで、人間の心の奥に隠れた暗い部分を浮き彫りにした青春残酷物語だ。そんな「ヒミズ」が、このたび実写映画化されることが発表された。残念な