薬局や病院など医療・介護の事業者を広く束ねて経営し、効率と質を高める試みが動き出す。投資ファンドのユニゾン・キャピタル(東京・千代田)は新会社を設け、傘下に事業者を収める計画で、まず群馬県の調剤薬局チェーンを買収した。政府の医療・介護セットの制度見直しと連動し民間が商機を探る格好で、社会保障の効率を高める効果が期待される。新会社は「地域ヘルスケア連携基盤」。遠隔診療にも積極的な医療法人社団鉄祐
現金自動出入機(ATM)から現金を振り込ませてだまし取る「特殊詐欺」の被害を防ぐため、狙われやすい高齢者を対象に一定期間利用していないとATMからの振り込みが制限される対策が、信用金庫や地方銀行、信用組合で進んでいる。警察庁と金融庁によると、これらの金融機関は全国計521あり、導入したのは先月末現在、37都道府県計217に上り、全体の約4割を占める。 内訳は、信金が全国264のうち167、地銀が106のうち32、信組が151のうち18だった。昨年12月末時点では4県20金融機関(信金17、地銀2、信組1)だったが、半年間で急速に広がった。特に、愛知県では岡崎信用金庫が昨年11月に始めた直後に被害を防いだことで県内の他の14信金にも広がった。警察庁は、導入した金融機関で実際に被害防止の効果があったことや、警察が呼びかけたことなどで広がったとみている。 一方、利便性が損なわれるなどの懸念もあり
バス事業者の路線バスや、自治体が運営するコミュニティバスなど、東京都内にはさまざまなバスが走っていますが、なかには運賃が無料のものも。どのようなバスがあり、なぜ無料運行が可能なのでしょうか。 お台場、東京駅周辺、日本橋周辺は本数も充実 無料のバスといえば、商業施設やホテル、病院などと最寄り駅を結ぶシャトルバスなどが思い浮かびますが、なかには不特定多数の人に向けたものもあります。 浅草周辺地域で運行される無料巡回バス「パンダバス」。現在は不定期運行となっている(画像:セグラスドライブ)。 東京23区内では、特定地域内を巡回している以下のような無料バスの例があります。なお、停留所については主な箇所のみ記載しています。 東京ベイシャトル ・運行区間:日本科学未来館→東京テレポート駅→ヒルトン東京お台場→フジテレビ→日本科学未来館 ・運行日:毎日 ・運行時間:11時30分から19時30分まで約20
JR九州が県内の一部路線で、特急列車を運転士1人で運行する「ワンマン化」を進めていることに対し、県内15の障害者団体などでつくる県障害者社会参加推進協議会などが26日、同社に見直しを求める要望書を提出した。「移動などに制限のある私たちにとって、容認できない」としている。 要望書では、ワンマン化について、「車内の安全性の確保や非常時の対応を考えると、人命をも軽視したものだ」と指摘。各駅のバリアフリー化の推進も合わせて求めた。 協議会の矢野光孝会長ら4人がJR九州宮崎総合鉄道事業部(宮崎市)を訪問。宮野原佳部長に要望書を手渡した後、非公開で意見交換などを行った。矢野会長は「企業としてコスト削減は理解できるが、皆がより良く利用できる方向で考えてほしい」と話した。 JR九州は3月のダイヤ改正に合わせ、大分―宮崎空港間で一部特急のワンマン化を開始。その後、宮崎―鹿児島中央間も候補に浮上した。協議会に
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