大垣市はスマートフォン向けの「子育て支援アプリ」を導入する。子育て世代の多くが利用しているスマホによって、子育ての安心につなげる考え。市によると、東海地方では初めてという。 市はホームページで予防接種などの情報提供やメール配信をしている。子育て支援アプリでは、そうした情報が更新されると、スマホの待ち受け画面に通知する機能などを追加。事前に子どもの生年月日を登録することで予防接種の時期を通知し、子どもの身長や体重、写真などを登録できる日記帳の機能も盛り込む。 これらの機能は他の自治体のアプリにもあるため、市は今年度中に子育て支援センターや子育てサロンなどの利用者にアンケートを行い、離乳食レシピなどの市独自の機能を追加することも検討する。 市は市議会3月定例会にこの事業の予算案を出し、地元の企業も参画できるよう、業者の選定を進める方針。今年10月をめどにアプリの提供を始める予定だ。