絵描きやモノ作りが好きだった男子生徒。将来の夢について「ロケットを組み立てる人」と書いていた=青森県東北町で、一宮俊介撮影 いじめ自殺などが疑われる「重大事態」をめぐる毎日新聞の首長アンケートでは、重大事態を調査した自治体の2割近くで再調査になっていた。調査のあり方について自治体ごとに考え方の違いがあり、規模の小さい自治体ゆえの悩みも浮かび上がった。遺族側にとっても再調査を求めることによる心の負担は大きい。【夫彰子、一宮俊介】
![クローズアップ2017:いじめ自殺 遺族、寄る辺なき闘い 「子の代弁者、親だけ」真相へ再調査実現 | 毎日新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bfbadf46eed9113721cf3fb1c22fde4063c256a8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.mainichi.jp%2Fvol1%2F2017%2F08%2F08%2F20170808ddm003010010000p%2F9.jpg%3F2)
絵描きやモノ作りが好きだった男子生徒。将来の夢について「ロケットを組み立てる人」と書いていた=青森県東北町で、一宮俊介撮影 いじめ自殺などが疑われる「重大事態」をめぐる毎日新聞の首長アンケートでは、重大事態を調査した自治体の2割近くで再調査になっていた。調査のあり方について自治体ごとに考え方の違いがあり、規模の小さい自治体ゆえの悩みも浮かび上がった。遺族側にとっても再調査を求めることによる心の負担は大きい。【夫彰子、一宮俊介】
沖縄県宮古島市の市立小学校で、50代の男性教諭が高学年の男児に思い違いで暴力を振るっていたことが、同市教育委員会への取材で19日に分かった。男児は横腹を打撲し、唇が切れるなどして病院で手当てを受けたという。 市教委によると、教諭は今月10日、前日のクラブ練習で使った体育館のバレーボールが片付けられていないとして、1時間目の後に自分が担任する教室に男児を呼び出した。 男児は練習に参加していなかったため事情が分からず、「なぜ呼んだのか」と反発。教諭は「態度が悪い」として男児の腰の辺りを蹴り、左ほおを平手打ちした。さらに髪の毛をつかんで頭を揺さぶった後に、再び左ほおを平手打ちしたという。 勘違いに気づいた教諭はその場で謝罪し、二十数人の児童がその様子を見ていたという。 その後、教諭が男児の保護者に電話で謝り、校長が保護者と面談で謝罪した。学校は14日に保護者への説明会を開き、再発防止を約束した。
不明児童、依然全国28人=3人は虐待可能性-厚労省 自治体に住民登録しながら居住実態が把握できない所在不明の18歳未満の子どもが、今月1日時点で28人いることが29日、厚生労働省の調査で分かった。うち3人については過去に虐待の情報などがあり、事件に巻き込まれた可能性もあるという。各自治体は警察や児童相談所と連携し、安否確認を急いでいる。 調査は全国の1741市町村を対象に実施した。昨年6月1日時点で乳幼児健診を未受診だったり、学校に来なくなったりした1630人について各自治体が調査。今年6月1日までに、出国確認や家庭訪問などで1602人については所在が確認できた。57人は虐待の疑いがあり、一時保護を行ったケースもあったという。 残る28人(男15人、女13人)は所在不明で、うち3人は就学させていないなど虐待の可能性がある。11人は調査が始まった2015年から行方が分かっていない。 2
深刻化するネットいじめを早期に発見して抑止にもつなげようと、柏市教育委員会が今年度から取り組む、いじめを傍観しないための授業が22日、市立土中学校で始まった。生徒たちは傍観者の視点に立っていじめを考え、議論した。あわせて導入される、いじめを匿名で通報できるスマートフォン専用アプリについても説明を受けた。 授業は市立中学全20校の1年生が対象で、アプリは2、3年生を含めて市立中の全生徒に提供される。傍観者に絞った授業は珍しいといい、アプリも活用していじめを防ぐ考えだ。 この日は1年生の1クラスの授業が公開され、生徒22人が「私たちの選択肢」と題して50分間、映像を見ながら学んだ。 まず、中1のクラスを舞台にし…
同級生に「虫食べろ」=強要容疑で少年逮捕-警視庁 同級生の男子生徒にバッタや犬のふんを無理やり口に入れさせたとして、警視庁少年事件課は23日までに、強要容疑で東京都練馬区の通信制高校1年の少年(15)を逮捕した。「何でも気付いたことはやらせていた」と容疑を認めているという。 セミ幼虫なめさせ、骨折も=東京学芸大付属高でいじめ 逮捕容疑は中学3年だった2016年9~10月ごろ、西東京市内の駅ホーム上で同級生の男子生徒(16)に「虫食べられるんだよな」などと言い、バッタを口に入れさせた他、少年の自宅で飼い犬のふんを食べさせるなどした疑い。 同課によると、少年は普段から男子生徒を含む複数の同級生に対し、顔や胸を殴るなどの暴行を繰り返し、セミやミミズなどを食べるよう強要していたという。8月下旬、被害に遭った生徒の保護者から石神井署に相談があり、発覚した。(2017/05/23-11:30)
仙台市でいじめ被害を訴えていた市立中学2年の男子生徒(当時13)が自殺した問題を受け、義家弘介(ひろゆき)文部科学副大臣が22日、文科省内で仙台市の奥山恵美子市長、大越裕光教育長らと面会した。2人の教諭がこの生徒に体罰を加えていたことについて義家氏は「いじめを助長させる行動だ。子どもを守るはずの教員による、極めて不適切な指導だった」と批判した。 この問題では、教諭2人が生徒の頭をたたいたり、粘着テープで口を塞いだりしていたが、生徒の自殺後の調査に申告せず、同級生の保護者からの連絡で明らかになった。義家氏は「市教委が主体となって事実の解明や再発防止策にあたるのは透明性、信頼性の観点から困難だ」と述べ、市長が調査を主導するよう求めた。教育委員会は首長から独立して教育行政を担うことが原則で、文科省がこうした調査で首長に主導的な対応を求めるのは異例だ。 仙台市は今後、体罰が自殺のきっかけになった可
原発事故で福島県から横浜市に避難した生徒がいじめを受けた問題を議論した横浜市教育委員会の会合で、「心身の苦痛を感じるものをすべていじめだと言われると、現場の教師はたまったものではない」などと委員が発言していた。いじめ防止対策推進法の「いじめの定義」に疑問を示したもので、市議や専門家から批判の声が出ている。 市教委が公開した議事録によると、発言があったのは今年2~3月の会合。いずれも6人の委員全員が出席し、意見を交わした。 2月3日の定例会は、この生徒が小学生のとき、「賠償金もらっているだろ」などと言われて、多額の遊興費を負担したことについて、岡田優子教育長がいじめにあたると認めなかったことが厳しい批判を浴びるなかで開かれた。 議事録などによると、元三菱商…
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く