Webライターの木下です。 第2回は東京都国立市にある社会福祉法人「滝乃川学園」をご紹介します。母体は入所施設ですが、障害者の地域移行を熱心に支援する施設としても知られています。 滝乃川学園が誕生したのは、125年前の明治24年(1891)。知的障害者を支援するという発想がまったくなかった時代に、日本で初めて誕生した知的障害者の施設です。明治期から戦前までは、日本にはまだ現在のような福祉制度などがなく、公的な支援を受けることのない民間施設でした。創立時、東京都北区滝乃川村にあったことから「滝乃川学園」と命名。自然の豊かさを求めて、国立市に移転したのは、昭和3年(1928)のことです。 現在滝乃川学園には障害児と成人の入所施設があり、障害者のグループホームや認知症対応型のグループホーム、地域支援サービスも運営しています。職員数は約200人で、利用者数は300人を超えます。 滝乃川学園で話を聞
相模原市の障害者施設で刺殺された入所者19人の月命日にあたる26日、障害者や支援者ら約300人が東京都の中心街でアピール行進を行った。掲げた紙には「すべての命はみんな平等」「障害者を殺すな」といったそれぞれの思いを記入。障害の有無で分け隔てられることのない社会の実現を訴えた。 東京都千代田区の日比谷公園から東京駅近くまで、「すべての命と尊厳を守ろう」などと声を合わせて1時間ほど行進した。実行委員会の構成団体の一つ、「DPI日本会議」の佐藤聡事務局長(49)は「事件の容疑者が語ったとされる『障害者はいなくなればいい』という価値観に、障害当事者がきちんと反対の意思を表明することが必要だ。障害がある人とない人がともに生きる社会をつくることが、差別や偏見をなくすことにつながる」と強調した。 参加した菊地敏明さん(69)は中学生の時にプールの飛び込みで頸髄(けいずい)を損傷し、手足などにまひが残る。
優生思想や氏名非公表テーマ 知的障害者でつくる当事者団体「ピープルファースト」が21、22日、横浜市中区海岸通1の大さん橋ホールなどで全国大会を開き、相模原市の障害者施設殺傷事件で亡くなった19人を追悼する。事件を受け、話し合うテーマを優生思想や、被害者の氏名が公表されない問題などに変更した。実行委員会は「事件にみんな怒っている。集まって意見を言い合い、励まし合いたい」としている。【福永方人、蒔田備憲】 ピープルファーストは、米国で開かれた知的障害者の会議で少女が「私たちは障害者である前に人間だ」と発言したことをきっかけに生まれた。世界各地に組織があり、ピープルファーストジャパンは奈良県に事務局を置く。全国大会は22回目で、神奈川での開催は初めて。全国から約1000人が参加する。
2020年に東京で開催されるパラリンピック。楽しみにしていますか? パラリンピックを迎える街はこれからどう変化し、私たちの社会をどんなふうに変えていくのでしょうか。自らの経験を生かしながら、パラリンピックを盛り上げようとアイデアを膨らませている沢辺芳明さんが、2020年に向けて発信していきます。 私は18歳でバイク事故に遭い、脊髄(せきずい)を痛め、手足が完全に不自由となった。だが、私は、「障害者であること」を受け入れなかった。それは今でも変わっていない。 24歳で、大学に通いながら広告会社を起業し、ビジネスの世界に飛び込んだ。自分の境遇は表に出さず、公表する写真はバストアップのみ。リハビリもせず、病院にも障害者団体にも属さなかった。ただひたすら、広告業界をサバイブし、海外広告賞を100以上受賞し、今では海外を含め7社のクリエーティブスタジオを率いるようになった。 気づけば42歳。そんな私
株式会社コークッキング(以下、コークッキング)は、「障がい者と健常者がよりいきいきと共生できる社会」「多様性が当たり前の世の中」を目指し、任意団体i-link-u(アイリンクユー、NPO法人・一般社団法人申請中)と協業いたします。 コークッキングは、これまでのクッキングワークショップの実績とパターン・ランゲージ作成のノウハウを活かし、インクルーシブな料理の場作りに向けてi-link-uと協働いたします。 i-link-uは、「ユニバーサル合コン」や「まちなかユニバーサルツアー」などこれまで数多くのイベント開催実績があり、インクルーシブに楽しむ空間や場作りを行っています。 今後は、双方の事業領域のさらなる拡大と社会課題の解決を目指し、イベントの共催やパターン・ランゲージ作成、就労支援、商品・サービス企画開発等の分野でコラボレーションしてまいります。 ■任意団体i-link-u(アイリンクユー
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